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概要:シティグループのクオンツストラテジストは、より高くより長くの金融政策にもかかわらず成長株は長期的に有望だとの見方を示した。成長株は景気後退に対する耐性が高いと説明した。
成長株は長期的なマクロリスクにさらされにくい-シティ
UBSもハイテク株選好-AIの追い風で幅広く上昇の可能性
シティグループのクオンツストラテジストは、より高くより長くの金融政策にもかかわらず成長株は長期的に有望だとの見方を示した。成長株は景気後退に対する耐性が高いと説明した。
最近の債券利回り急上昇を受け、ハイテクなどの成長セクターはバリュー株優位の中で敬遠されているが、ホン・リー氏をはじめとするストラテジストは、2024年に世界的な景気後退の可能性が迫っていることから成長株を選好している。
リー氏はリポートで「引き続き、長期的には成長株を選好する。全体的なマクロリスクが小さく、リセッション(景気後退)的環境で下落に対する防護力が大きい可能性がある」と論じた。「一方で、一段の金利上昇という短期的なリスクは完全に認識している」と続けた。
シティだけではなくUBSグローバル・ウェルス・マネジメントのストラテジストも、最近のハイテク株離れの市場ローテーションの後でもハイテク株を選好している。
マーク・ヘーフェル最高投資責任者(CIO)はリポートで、より高くより長くの金融政策への懸念が人工知能(AI)を巡る楽観を打ち消していると指摘した。ストラテジストらはAIがソフトウエアやインターネット、半導体など幅広いセクターの株価を押し上げると考えている。
ハイテク株中心のナスダック100指数は7月に付けたピークから6.7%下落している。
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