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概要:スイスのUBSグループは、地方債引き受け業務の大半を停止する。数年前に州政府・地方政府債券部門立て直しで数十人のバンカーを採用したばかりだった。
協定方式による新規発行債券のセールスから事業をシフトする
UBSは今年これまでの引き受け実績で20位
スイスのUBSグループは、地方債引き受け業務の大半を停止する。数年前に州政府・地方政府債券部門立て直しで数十人のバンカーを採用したばかりだった。
ブルームバーグ・ニュースが10日確認した文書によると、同行は協定方式による地方債販売から撤退し、パブリックファイナンス部門を再編する方針。事情に詳しい関係者によると、この動きは人員削減につながる見込み。UBSは今年これまでの引き受け実績で20位。
UBSグローバルウェルスマネジメントの幹部ジェイソン・チャンドラー、パトリック・グロブ両氏の文書には、「協定方式による新規発行債券のセールスから事業をシフトし、代わりに新規発行市場にアクセスする代替の対応策を追求する。顧客やアドバイザーの需要が拡大している分野に重点的に資源を再配置する」と記されている。
同行の広報担当者は文書の内容を確認したが、それ以上のコメントは控えた。この文書については米地方債市場の業界紙ボンド・バイヤーが先に報じていた。
協定方式による取引は今年の長期地方債販売の約8割を占めている。
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