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ダラス連銀総裁、インフレ率が２％に向かっているとまだ確信せず
概要：米ダラス連銀のローガン総裁は19日、インフレ退治で「歓迎すべき進展」が一部見られているが、インフレ率はまだ高過ぎるとの見解を示した。
2023年10月20日 9:23 JST
経済データと幅広い金融情勢注視し続ける必要あるとの認識表明
いつ利下げ開始するかとの質問に「現時点で考えていない」と回答
ローガン総裁（10月９日）
Photographer: Nitashia Johnson/Bloomberg
また、当局者が経済データと幅広い金融情勢を注視し続ける必要があるとの認識を示した。同総裁は今年の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合で投票権を持つ。
「景気抑制的な金融環境の維持が重要だ」と語り、フェデラルファンド（ＦＦ）金利に加え、最近の長期金利上昇などの金融情勢に注意を向けているとも述べた。
米当局がいつ利下げを開始するかとの質問に対しては、「現時点で考えていない」と答えた。
先月のＦＯＭＣではフェデラルファンド（ＦＦ）金利誘導目標が5.25－5.5％のレンジに据え置かれ、ＦＯＭＣ参加者19人中12人が年内にあと１回の利上げを予想していることが四半期経済予測で示された。先物の動向によれば、10月31日－11月１日の次回会合で２回連続の金利据え置きが市場で見込まれている。
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