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概要:米アルファベットが24日発表した7-9月(第3四半期)決算では、クラウド事業の売上高と利益がアナリスト予想を下回った。将来の成長に不可欠な市場での同社の地位を巡り懸念が強まり、株価は時間外取引で一時6.8%下落した。
クラウド部門の売上高、一部顧客のコスト削減の影響受けた-社長
7-9月期の全体の売上高はアナリスト予想上回る
米アルファベットが24日発表した7-9月(第3四半期)決算では、クラウド事業の売上高と利益がアナリスト予想を下回った。将来の成長に不可欠な市場での同社の地位を巡り懸念が強まり、株価は時間外取引で一時6.8%下落した。
グーグルの検索事業が成熟する中で、投資家はグーグルのクラウド部門が成長を主導すると注目しているが、同部門の営業利益は2億6600万ドル(約400億円)と、市場予想の4億3400万ドルに届かなかった。
アルファベットのルース・ポラット社長はメディアのインタビューで、クラウド部門の売上高は一部顧客のコスト削減の影響を受けたと説明した。
これを除けば、同社の決算は堅調だった。7-9月期の売上高はパートナーへの支払いを除いたベースで640億ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は630億ドルだった。純利益は1株当たり1.55ドルで、市場予想は1.45ドルだった。
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