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概要:米プリンストン大学寄付基金の最新会計年度の運用成績はマイナス1.7%と、2 年連続でマイナスリターンを記録した。これまで大半の北東部名門私立大8校「アイビーリーグ」が年間の運用成績を発表しているが、その中で最悪のパフォーマンスとなった。
プリンストン大寄付基金は2年連続でマイナスリターンを記録
ベンチャーキャピタルの業績不振などがマイナスの成績の原因
米プリンストン大学寄付基金の最新会計年度の運用成績はマイナス1.7%と、2 年連続でマイナスリターンを記録した。これまで大半の北東部名門私立大8校「アイビーリーグ」が年間の運用成績を発表しているが、その中で最悪のパフォーマンスとなった。
同基金を管理するプリンストン大学投資会社(PRINCO)のアンドルー・ゴールデン社長は、マイナスリターンの原因はベンチャーキャピタルの業績不振だが、その結果をヘッジしようとしたことで成績が一段と悪化したと説明。同校の25日発表によると、同基金の評価額は6月末時点で341億ドル(約5兆1300億円)に減少した。
S&P500種株価指数が同じ期間に18%上昇したにもかかわらず、大規模な大学基金の間で低調なリターンが相次いでいることがあらためて示された。
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