简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:9月の米中古住宅販売成約指数は予想外に上昇したが、依然として過去最低近辺にとどまった。高水準の借り入れコストや値ごろ感の乏しさが需要を抑制している。
コンテンツにスキップする
2023年10月26日 23:06 JST
中古住宅販売成約指数は前月比1.1%上昇の72.6-予想は2%低下
大半の地域で回復、西部は過去最低水準に落ち込む
9月の米中古住宅販売成約指数は予想外に上昇したが、依然として過去最低近辺にとどまった。高水準の借り入れコストや値ごろ感の乏しさが需要を抑制している。
キーポイント |
---|
|
全米不動産業者協会(NAR)のチーフ・エコノミスト、ローレンス・ユン氏は「指数は小幅に上昇したものの、住宅ローン金利が20年ぶりの水準に跳ね上がっているため、依然として歴史的な低水準にある」と発表文で指摘。「さらに在庫の逼迫(ひっぱく)が続いており、これが販売を抑制する一方で、住宅価格は高止まりしている」と述べた。
中古住宅市場が回復の糸口を見いだせずにいる状況が改めて鮮明になった。住宅ローン金利は8%近くまで上昇し、住宅購入資金の調達は困難さを増している。さらに住宅所有者の多くは、過去に借り入れコストをかなり低い水準に固定しており、自宅を売りに出すことに消極的だ。これが在庫を抑制し、販売提示価格が高水準に張り付く要因となっている。
その結果、購入予定者にとって住宅取得はかつてないほど難しくなっている。米金融当局者は経済が底堅さを維持する状況で、高金利を長期間維持する考えを強調しており、足元の構図は当面続く可能性が高い。
9月の販売成約指数は前年比(季節調整前ベース)では13%余り低下した。
通常は販売が成約してから1、2カ月後に取引が完了するため、中古住宅販売成約指数は中古住宅販売の先行指標とみられている。
地域別では南部、中西部、北東部で増加。一方、西部は過去最低水準に落ち込んだ。
統計の詳細は表をご覧ください。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。