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概要:2日の欧州債市場では英国債が上昇。市場ではイングランド銀行(英中央銀行)が来年積極的に利下げする可能性が織り込まれている。英中銀はこの日、政策金利を15年ぶり高水準の5.25%で据え置き、経済成長見通しを引き下げた。
2日の欧州債市場では英国債が上昇。市場ではイングランド銀行(英中央銀行)が来年積極的に利下げする可能性が織り込まれている。英中銀はこの日、政策金利を15年ぶり高水準の5.25%で据え置き、経済成長見通しを引き下げた。
英中銀、政策金利を15年ぶり高水準で据え置き-利下げ議論は否定
他の欧州債も高い。欧州の主要中銀による金融政策の緩和は想定以上に早期に行われ得るとの見方が背景にある。
英10年債利回りは一時18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して4.32%と、10月12日以来の低水準。2年債利回りは一時13bp低下して4.67%と、6月以来の低さとなった。
英中銀は利下観測をけん制するが、同行が発表した今後数年の低調な経済見通しを基に、市場は政策金利を高水準で維持することが予想以上に積極的な利下げにつながるとの見方を強めている。トレーダーは2024年8月までの初回利下げを織り込む。
ドイツ10年債利回りは一時10bp低下し2.67%と、9月15日以来の低水準となった。イタリア同年債利回りは18bp低下の4.55%と、9月半ば以降で最低となった。イタリア債のより大幅な利回り低下に伴い、ドイツ債とのイールドスプレッドは188bpと、約1カ月ぶりの低さに迫った。
株式
欧州株は4営業日続伸と、7月以降で最長の連騰。米国の利上げサイクルは終了したとの見方が強まった。
FOMC、利回り上昇で利上げの必要性低下と示唆-選択肢は残す
ストックス欧州600指数は1.6%高。業種別では不動産、自動車関連銘柄が特に値上がりした。ストックス600不動産株価指数は9カ月ぶりの大幅高。債券利回りの上昇が収まり、不動産セクターの支援材料となった。
デンマークの医薬品メーカー、ノボ・ノルディスクは急伸。ストックス600指数の上昇に最も寄与した。同社の7-9月(第3四半期)決算は売上高が急増。2桁成長は来年も続く見通しだ。減量効果があるとして大ヒットした糖尿病治療薬が増収をけん引した。
11月2日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
株 | 終値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
ストックス欧州株600 | 443.47 | +6.90 | +1.58% |
英FT100 | 7,446.53 | +104.10 | +1.42% |
独DAX | 15,143.60 | +220.33 | +1.48% |
仏CAC40 | 7,060.69 | +128.06 | +1.85% |
債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
---|---|---|
独国債2年物 | 3.01% | +0.02 |
独国債10年物 | 2.72% | -0.05 |
英国債10年物 | 4.38% | -0.12 |
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