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概要:フィリピンのジョクノ財務相は、インフレ率が鈍化する中、同国中央銀行の政策金利は今月16日に開催される次回金融政策委員会で現行水準に据え置かれる可能性が高いとの見方を示した。
2023年11月6日 13:11 JST
フィリピンのジョクノ財務相は、インフレ率が鈍化する中、同国中央銀行の政策金利は今月16日に開催される次回金融政策委員会で現行水準に据え置かれる可能性が高いとの見方を示した。
同中銀の金融政策委メンバーでもあるジョクノ財務相は6日、記者団に対し、政策金利が「ピークに達している」と述べ、「インフレ率の鈍化を考えれば、金利を上げる正当な理由はない」と指摘した。
10月26日に同中銀は、政策金利を16年ぶりの高水準となる6.5%まで引き上げることを緊急に決定。インフレ率を目標の2-4%に戻すために必要であれば、追加策を講じる用意があることを示唆していた。
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