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概要:7-9月(第3四半期)の米企業決算シーズンでは、売上高の失速が鮮明となっている。消費者需要の弱含みにより、企業はさらなる値上げが難しくなっていることがうかがわれる。
S&P500種構成企業、売上高上振れは4年ぶり低水準-BI
7-9月(第3四半期)の米企業決算シーズンでは、売上高の失速が鮮明となっている。消費者需要の弱含みにより、企業はさらなる値上げが難しくなっていることがうかがわれる。
これまでS&P500種株価指数構成企業の80%余りが決算を発表した段階で、7-9月売上高が市場予想を上回ったのは半数に満たず、2019年7-9月以来の低水準となった。ブルームバーグ・エコノミクス(BE)がデータをまとめた。ドイツ銀行のストラテジストは、売上高の伸びは世界的に「コロナ禍前のレンジ下限」まで減速していると指摘した。
そのため、今回の決算シーズンでは、予想外のプラスとなっている利益よりも、企業から相次ぐ売上高に関する弱気な発言に注目が集まっている。アップルは先週、年末商戦に当たる10-12月売上高が前年並みになるとの見方を示し、成長の回復を期待していた投資家の失望を誘った。大手化粧品メーカーのエスティローダーもさえない売上高見通しが嫌気され、株価が急落。欧州でも、酒類の仏レミー・コアントローといった有力企業による売上高見通しの引き下げが目立つ。
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ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのマルチアセット担当シニアストラテジスト、マリヤ・ベイトメーン氏は、今回の決算では、経営陣からガイダンスに関する慎重な発言が相次いでおり、同社では価格設定力の低下に伴う売上高の弱含み、利益率縮小について注目していると指摘。「今のところ、消費者と企業はまだ信用にアクセスできる状況にあるが、一段と難しくなっており、かつコストも増大している。これが枯渇すれば、さらに痛みが増す」と述べた。
ブルームバーグが決算会見の記録を分析したところ、欧米ともに「弱い需要」がキーワードのトレンド上位に入った。2000年以降のデータによると、まだ約2割の企業による決算発表を残した段階で、需要低迷への言及回数はすでに2番目の高さとなっている。
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