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概要:ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループは、プライベートクレジットファンドの第2弾で、投資家から21億ドル(約3200億円)を超える資金を集めた。
ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループは、プライベートクレジットファンドの第2弾で、投資家から21億ドル(約3200億円)を超える資金を集めた。
ブルームバーグが内容を確認した電子メールによると、名称は「ジェフリーズダイレクトレンディングファンドII」で、ミドルおよびアッパーミドルマーケット企業向けのシニア有担保ローン提供に特化。すでに投資家のコミットメントの半分以上を投入しており、投資規模のレンジは2億ドルから4億ドルにわたる。
ジェフリーズ・クレジット・パートナーズのジョン・リゴーリ最高投資責任者(CIO)はインタビューで、新ファンドはジェフリーズの投資銀行内からもたらされたものに限定した融資機会を目指す計画だと説明した。ジェフリーズ・クレジットは、同投資銀行からオリジネートしたすべての融資機会に対して優先交渉権を持つ。
リゴーリ氏は、「徹底してスポンサー市場に注力している」とし、「より多くの資金を確保する中で、われわれの市場シェアを拡大させない理由はない」と話した。
新規ファンドは、ジェフリーズが第三者の資本で立ち上げたダイレクトレンディングファンドとして2本目となる。従来はジェフリーズ・ファイナンスを通じてプライベートクレジット投資をしてきた。ジェフリーズ・ファイナンスはマサチューセッツ・ミューチュアル・ライフ・インシュアランスと設立した200億ドル規模の合弁事業。初のビジネス・デベロップメント・カンパニー(BDC、事業開発会社)も立ち上げ、投資可能な資本17億ドルで事業を開始している。
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