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概要:世界の一部大都市で、高級住宅の賃貸料が急上昇している。限られた供給に加え、物件探し中の人々の焦りと新型コロナウイルス禍後の住民の戻りが影響した。
2023年11月16日 11:09 JST
9月までの1年で平均7.9%上昇、シドニーは18.3%と最大の伸び
賃貸料の伸びは今後数カ月で鈍化するとナイト・フランクは予想
世界の一部大都市で、高級住宅の賃貸料が急上昇している。限られた供給に加え、物件探し中の人々の焦りと新型コロナウイルス禍後の住民の戻りが影響した。
世界10都市を対象に調査を行っている不動産会社ナイト・フランクによると、市場の上位5%と定義されるプライム住宅の賃貸料は9月までの1年間に平均で7.9%上昇。シンガポールの上昇率は14.5%、ロンドンは11.2%だった。シドニーでは住宅建設が制限される中、18.3%と最大の伸びとなった。
ただ、コロナ禍に伴う不動産ブームが家賃と住宅価格を押し上げた後、賃貸市場には若干の鈍化の兆しが見えている。
ナイト・フランクによると、ニューヨークとシンガポールのプライム住宅の賃貸料は7-9月(第3四半期)に前期比でそれぞれ1.3%、1.7%下落した。借り手が資金力の限界に達するため、世界的に賃貸料の伸びは今後数カ月で鈍化すると同社は予想している。
ナイト・フランクのグローバル調査責任者、リアム・ベイリー氏は「需要が非常に旺盛で供給が弱い市場でも、大きく上昇した家賃に借り手が対応できなくなる時期がいずれ来る」と述べた。
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