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概要:21日の市場で、中・東欧などを中心に不動産投資を行うCPIプロパティ・グループの債券が大幅下落。同社は著名空売り投資家カーソン・ブロック氏率いるマディ・ウォーターズの新たな標的となった。
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2023年11月21日 18:52 JST
21日の市場で、中・東欧などを中心に不動産投資を行うCPIプロパティ・グループの債券が大幅下落。同社は著名空売り投資家カーソン・ブロック氏率いるマディ・ウォーターズの新たな標的となった。
マディ・ウォーターズは、CPIが保有資産の価値を過大評価しており、現金勘定に誤りがある可能性を指摘、同社のクレジットに対するショートポジションを公表した。ブルームバーグがまとめたデータによれば、CPIの借り入れおよび債券の残高は約78億ユーロ(約1兆2610億円)となっている。
2030年1月償還の同社債は一時、額面1ユーロにつき3セント余りと、昨年の発行以来で最大の下げを記録し、最安値に落ち込んだ。
CPIプロパティ・グループの担当者にコメントを求めたがまだ返答は得られていない。
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