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概要:SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、マネックス証券の4社は8日、それぞれクレジットカード積立の上限を月10万円に引き上げると発表。なお、引き上げ実施後のポイント付与率については、対応が分かれる形となりました。
SBI証券と楽天証券のクレカ積立の上限が月10万円になった。
Luke Chan/Getty Images
SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、マネックス証券の4社は8日、それぞれクレジットカード積立の上限を月10万円に引き上げると発表。
これにより、新NISAのつみたて投資枠の年間投資可能額120万円をカード決済だけで満たすことができる。
なお、引き上げ実施後のポイント付与率など各種条件については、各社ともに対応が分かれる形となった。
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【まとめ】新NISA、どこで口座を作る? 主要10社の特徴をそれぞれ1分で確認
つみたて投資枠でのクレカポイント獲得が、より効率的になりそうだ。
SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、マネックス証券は8日、それぞれクレジットカード積立の上限を月5万円から月10万円に引き上げると発表した。同日施行された改正「金融商品取引業等に関する内閣府令」を受けた対応だ。
これにより、新NISAのつみたて投資枠の年間投資可能額120万円を、すべてカード決済で満たすことが可能になる。
積立投資におけるカード決済の枠が広がったことで、期待されるのがポイント還元だ。しかし、それについては、各社の対応がバラけた。SBI証券は後日発表、楽天証券とauカブコム証券は据え置き、マネックス証券は新たに積立金額に応じて可変する方式を採用している。
現在わかっている情報を以下にまとめる。
クレカ積立上限 | 引上げの実施時期 | ポイント付与率 | |
---|---|---|---|
SBI証券 | 月10万円 | 未定 | 未定 |
楽天証券 | 月10万円 | 3月10日以降(4月購入分より) | 0.5〜1% |
auカブコム証券 | 月10万円 | 3月15日以降(5月購入分より) | 1% |
マネックス証券 | 月10万円 | 3月25日以降(4月購入分より) | 10万円で0.73% |
なお、楽天証券はこれまで通り、利用する楽天カードのグレードと購入商品によって、還元率が変わる。auカブコム証券は、auのスマートフォンユーザーが利用できる「auマネ活プラン」に加入し、「auカブコム証券のNISA口座」と「au PAY ゴールドカード」を保有することで合計最大3%の還元率を実現可能だ。
また、マネックス証券の還元率については、買付金額が〜5万円以下分は1.1%。それに加え、5万円超〜7万円以下分は0.6%、7万円〜10万円以下分は0.2%が加算される。つまり、5万円分は550ポイントで、5~7万円分は120ポイント、7~10万円分は60ポイントとなり、最大10万円を積み立てると合計730pt。
ちなみに、楽天証券については、オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」決済での投信積立も提供している。これは今回のクレカ積立とは別物なので、合わせて月々15万円の積立が可能になるという。
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