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概要: 本日の市場サマリー
・円相場、1ドル=161円49~51銭、円は対ドル以外も含めて広範に下落
・日経平均株価の終値は前日比0.6%高の4万1831円99銭、史上最高値を更新
・長期国債先物9月物の終値は前日比8銭安の142円82銭
・新発10年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)高い1.085%
本日、円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が早期利下げに慎重な姿勢を維持し、海外市場でドルが買われた流れから対ドルで161円台半ばに下落しました。
東京株式市場では、日経平均株価の終値が前日比251円82銭高の4万1831円99銭となり、史上最高値を2日連続で更新しました。また、東京株式市場で東証プライム市場の時価総額が1001兆6979億円となり、初めて1千兆円を超えました。
9日に行われた債券市場参加者会合を受け、日銀の国債買い入れが大幅に減額されるとの観測が強まり、金利上昇による収益改善期待から保険や銀行など金融株が買われました。
UOBグループのFXアナリストであるQuek Ser Leang氏とPeter Chia氏は、ドル円は上昇する可能性があると指摘しました。ただし、161.80を超える可能性が低くて、当面は159.40~161.80の間で取引される可能性が高いと見ています。
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