简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:eコマースの普及により、実店舗の閉店はまだまだ続きそうだ。
廃墟と化したショッピング・モールは、小売業の崩壊の象徴となった。
Seph Lawless
UBSの最新のレポートによると、eコマースの普及によって、アメリカでは2026年までに約7万5000の小売店が閉店することになりそうだ。
アナリストたちは、eコマースのシェアは今後7年で25%に達すると見ていて、小売業者は数千店規模での閉店を強いられそうだ。
アマゾンは2018年、アメリカでの小売業の売り上げを350億ドル(約3兆8900億円)増やしている —— これは店舗数にして約7700店に等しい。
“小売業の崩壊”に終わりの兆しは見えない。
UBSが4月9日(現地時間)に出したレポートによると、eコマースの売り上げが伸び続ける中、アメリカでは数万の小売店が閉店することになりそうだ。
アナリストたちは、eコマースが小売業全体の売り上げに占める割合は現在の16%から、2026年までに25%に増えると見ている。そうなれば、飲食店を除く約7万5000の小売店が今後7年で閉店を余儀なくされるだろうという。
同レポートは「我々の計算によると、(人件費など上がり続けるコストをカバーするため)1店舗あたりの売り上げを2%増で維持するには、eコマースのシェアが1%増えるごとに、8000~8500の小売店をクローズする必要がある」と指摘している。
eコマースはすでに小売業の売り上げを奪っている。UBSによると、アマゾンは2018年、アメリカでの小売業の売り上げを350億ドル増やしている。これは店舗数にして約7700店に等しい。
UBSは、衣料品店が最も打撃を受けると見ていて、2026年までに2万1000店 —— アメリカの衣料品店の17% —— が閉店するだろうと予想している。 電化製品や家具を扱う店も大きく影響を受け、前者は約1万店、後者は約8000店がクローズするだろうと見ている。
ビクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)やJCペニー(JCPenny)、ギャップ(Gap)を含め、アメリカでは2019年に入ってすでに5800店以上の閉店が発表されている。3月には24時間の間に1100店舗の閉店が発表されたこともあった。そして、すでに11の小売業者が破産もしくは清算を申請している。
関連記事
1800人以上の若者を調査! アメリカのティーンが今、実際に買っているブランド トップ15
関連記事
2019年に注目すべき、ファッション&ビューティー・ブランド 10
[原文:The retail apocalypse is far from over as analysts predict 75,000 more store closures]
(翻訳、編集:山口佳美)
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。