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概要:航空宇宙機器・システムなどを手掛ける米ユナイテッド・テクノロジーズと、米防衛関連企業レイセオンが、全て株式交換による事業統合に向けて交渉を進めていると米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)が報じた。事情に詳しい関係者からの情報を引用した。実現すれば、航空宇宙・防衛分野で巨大企業が誕生する。
航空宇宙機器・システムなどを手掛ける米ユナイテッド・テクノロジーズと、米防衛関連企業レイセオンが、全て株式交換による事業統合に向けて交渉を進めていると米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)が報じた。事情に詳しい関係者からの情報を引用した。実現すれば、航空宇宙・防衛分野で巨大企業が誕生する。
関係者が同紙に語ったところでは、数日以内に合意が発表される可能性がある。両社の時価総額は合計約1660億ドル(約18兆円)に上り、ボーイングに次ぐ米2位の事業会社が生まれる。ユナイテッド・テクノロジーズの規模は、レイセオンの倍に相当する。
WSJ紙によれば、ユナイテッド・テクノロジーズのグレゴリー・ヘイズ最高経営責任者(CEO)が新会社のCEOとなり、レイセオンのトーマス・ケネディCEOが会長に就任する見込み。ユナイテッド・テクノロジーズによるエレベーター部門オーチスと空調設備部門キャリアのスピンオフ(分離・独立)計画には影響しない見通しという。
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