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概要:17日の米株式相場は上昇。主要中銀の金融政策に関して重要な週に入る中、「FANG」と総称される大型ハイテク株の値上がりが特に目立った。ニューヨーク原油先物は3営業日ぶりに下落。
17日の米株式相場は上昇。主要中銀の金融政策に関して重要な週に入る中、「FANG」と総称される大型ハイテク株の値上がりが特に目立った。ニューヨーク原油先物は3営業日ぶりに下落。
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フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル親会社アルファベットが上昇し、ナスダック総合指数を押し上げた。米国債は6月のニューヨーク連銀製造業景況指数の発表後に下げ幅を縮小したものの、欧州債に連れる格好で総じて軟調を維持した。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指数が前週末比0.1%高の2889.67。ダウ工業株30種平均は22.92ドル(0.1%)高の26112.53ドル。ナスダック総合指数は0.6%上昇。米国債市場では10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.09%。
ニューヨーク原油先物相場は反落。6月のNY連銀製造業景況指数は統計開始以来の大幅低下、米NAHB住宅市場指数は今年初の低下となり、原油需要が後退する新たな兆しと受け止められた。主要産油国が減産を協議する日程が依然決まっていないことも弱材料。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物7月限は58セント(1.1%)安の1バレル=51.93ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント8月限は1.07ドル安の60.94ドル。
ニューヨーク金先物相場は小幅安。ドルが小高く推移し、トレーダーは米利下げの可能性を示す手掛かり材料を待った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.1%安の1オンス=1342.90ドル。
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