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概要:米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、同行最大の収入源の不安定さを風に例えた。それは数年ぶりの向かい風だ。
米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、同行最大の収入源の不安定さを風に例えた。それは数年ぶりの向かい風だ。
JPモルガンは四半期ベースで3年続いた純金利収入の増加傾向が4-6月(第2四半期)に途切れ、2019年後半にはさらに減少する見通しを示した。ウェルズ・ファーゴでは借り手に請求する利子と預金者に支払う利息の差である純金利収入が16年以来最少となり、シティグループでも純預貸利ざやは過去5四半期で最低に沈んだ。
銀行の伝統的な貸付事業は米金融当局が15年遅くに始めた利上げを受け、預金金利を低く抑えながら貸出金利を高めにすることで利益を得てきた。しかしここにきて、金利の方向転換に銀行がどう対応するのか投資家の間で懸念が広がっており、記録的な利益や自社株買いをよそに銀行株は市場全体に出遅れている。
インベスコ・アドバイザーズの投資担当副会長、クリシュナ・メマニ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「バンク・オブ・アメリカ(BofA)やJPモルガン、ウェルズ・ファーゴの中核バンキング部門の規模は非常に大きいため、それが株価を動かす要因となっている」と分析した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は先週、世界経済の冷え込みと貿易摩擦を理由に、7月利下げへの扉を開いた。市場では米当局の実際の行動を待たずに指標金利が数カ月にわたり低下している。
JPモルガンは16日、通期の純金利収入見通しを約575億ドル(約6兆2200億円)と、4月時点の580億ドル以上から引き下げた。米金融当局が年内3回利下げすればこの数字はさらに減少する可能性があると同行幹部は述べており、ダイモンCEOは記者団との電話会議で「純金利収入は風に吹かれるがごときだ」と語った。
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