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概要:香港と中国の株式相場は15日上昇し、世界的な株安を受けて下落した他のアジア 市場とは対照的な動きを見せた。
香港と中国の株式相場は15日上昇し、世界的な株安を受けて下落した他のアジア 市場とは対照的な動きを見せた。
ハンセン指数は一時1.6%安となったものの、前日比0.8%高で取引を終了。不動産関連銘柄が押し上げた。香港上場の本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は0.4%上昇。両指数とも米中貿易摩擦や香港での反政府デモを背景に4月の高値からは約16%下げている。上海総合指数は0.3%上昇、創業板(チャイネクスト)指数は1.2%上昇。
アンプル・キャピタルで資産運用ディレクターを務める アレックス・ウォン氏は「先の急落後、市場は深刻な行き詰まり局面にあったため、今は一時的に小幅回復しているほか、ショートカバーが幾分起きている可能性がある」と指摘した。
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