【ＮＹ外為】ドルは週間で上昇、ジャクソンホール会合に市場は注目

16日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが週間ベースで主要10通貨の大半に対して上昇した。米ワイオミング州ジャクソンホールで来週開かれる年次シンポジウムに、市場の関心は移っている。この日はスイス・フランと円がドルに対して下落。貿易戦争を巡る不安が後退したことから、株が買われた。

在16日的纽约外汇市场上，美元兑10种主要货币中的大多数每周上涨。市场兴趣已转移到下周在怀俄明州杰克逊霍尔举行的年度研讨会上。在这一天，瑞士法郎和日元兑美元汇率下跌。由于对贸易战的担忧，股票被买入。

• ニューヨーク時間午後４時20分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1％高。週間では0.5％上昇。この日はリスク選好の環境の中、ドルは主要10通貨に対して高安まちまち。買い戻しの動きでポンドの上げが目立った一方、逃避通貨は大きく下げた

  截至纽约时间下午4点20分，彭博美元现货指数上涨0.1％。每周增加0.5％。在当天的风险偏好环境中，美元兑10种主要货币差别很大。虽然由于回购运动，英镑的上涨显着，但逃避货币大幅减少。

• 備考：ジャクソンホールの年次シンポジウムは８月22ー24日に開かれ、世界の中銀当局者らが参加する。それに先立ち、来週は米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）と欧州中央銀行（ＥＣＢ）の議事要旨も発表される

  备注：杰克逊霍尔的年度研讨会是8月22日 - 它将于24日举行，来自世界各地的央行官员将参加。在此之前，联邦公开市场委员会（FOMC）和欧洲中央银行（ECB）的议程将于下周公布。

• ＴＤセキュリティーズで為替戦略の欧州責任者を務めるネッド・ランペルティン氏：

  道明证券Ned Lampertine，欧洲交换策略负责人：

• 「緩和局面の長期化へゴーサインを期待している市場を、ＦＲＢ議長が失望させるリスクはある」

  “FRB主席可能会对预期会延长缓解阶段的市场感到失望。”

• 「金利はその影響をまともに受けるかもしれないが、ドルが政策期待のリプライシングを振り払うことができるのか疑わしい。最終的にそれが短命に終わったとしてもだ」

  “利率可能受到体面影响，但可疑美元可以摆脱政策预期的预期，即使它最终会昙花一现”

• ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、米経済指標は強弱まちまちの状況で、一段の緩和政策が必要だと指摘。米金融当局は景気下支えで、「恐らく」金利を引き下げるべきだろうと述べた

  明尼阿波利斯联邦储备银行行长卡什卡里指出，美国经济指标喜忧参半，需要采取进一步的缓解政策。美国金融当局表示，应该降低利率，或许是“陷入困境”

• 米10年債利回りは３ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇の1.56％。前日は一時1.47％と、2016年８月以来の低水準を付けていた。２年債利回りは１ｂｐ低下の1.49％。前日は一時1.46％と、17年10月以来の低い水準を付けた

  美国10年期国债收益率为3个基点（bp） 1bp = 0.01％）增加1.56％。前一天，它是1.47％，是自2016年8月以来的低水平。 2年期债券收益率下跌1个基点至1.49％。前一天暂时为1.46％，为2017年10月以来的最低水平。

• ドルは対ユーロで0.1％高の１ユーロ＝1.1091ドル。対円では0.2％高の１ドル＝106円35銭

  美元兑欧元汇率上涨0.1％，1欧元= 1.1091美元。 1美元= 106。35日元，兑日元汇率上涨0.2％

欧州時間の取引

欧洲时间交易

ユーロが対ドルで４営業日続落。オプション市場の動きが圧迫要因となった。一方、ポンドは上昇。英国の野党議員らが合意なき欧州連合（ＥＵ）離脱を阻止する方法を模索していることが背景。