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概要:サウジアラビアで14日、石油関連施設が複数の無人機(ドローン)による攻撃を受けて火災が発生、生産量が半減している。
Smoke billows from an Aramco oil facility, Sept. 14.
Photographer: AFP
Photographer: AFP
サウジアラビアで14日、石油関連施設が複数の無人機(ドローン)による攻撃を受けて火災が発生、生産量が半減している。
アブカイクの施設への攻撃については、イランから支援を受けているイエメンの武装組織フーシ派が犯行声明を出した。これに対し、ポンペオ米国務長官はツイッター投稿で、イエメンからの攻撃という証拠はないとしイランの責任を指摘、ただそう結論付ける根拠も示していない。今回の攻撃を受け、トランプ大統領はサウジのムハンマド皇太子と電話で会談した。
サウジの国営石油会社サウジアラムコの発表文によると、日量約570万バレルの生産が停止状態。サウジの生産量の約半分が影響を受けている。
アラムコの社長兼最高経営責任者(CEO)のアミン・ナセル氏は「生産復旧に向けた作業が行われており、進捗(しんちょく)状況の最新情報を今後48時間程度のうちに報告する」と語った。
国営サウジ通信(SPA)はアブドルアジズ・エネルギー相の発言を引用し、天然ガスも通常の生産の約半分に影響が出ていると伝えた。アブカイクとクライスにある施設は現在、稼働停止となっている。
ベテランの石油輸出国機構(OPEC)ウオッチャーであるIHSマークイットのコンサルタント、ロジャー・ディワン氏は、「アブカイクは(サウジの石油)システムの心臓部であり、心臓発作が起きた」と語った。
トランプ大統領はサウジ皇太子との電話会談で、サウジの自衛のための措置を支援する姿勢を表明したとホワイトハウスは発表した。
米エネルギー省は、市場の混乱に対処するために必要なら、戦略石油備蓄を利用する用意があるとしている。国際エネルギー機関(IEA)は、状況を注視しているとした上で、商業的在庫によって世界における供給は良好との見方を示した。
煙を示す衛星画像
Tehran is behind nearly 100 attacks on Saudi Arabia while Rouhani and Zarif pretend to engage in diplomacy. Amid all the calls for de-escalation, Iran has now launched an unprecedented attack on the worlds energy supply. There is no evidence the attacks came from Yemen.
— Secretary Pompeo (@SecPompeo) September 14, 2019
サウジアラムコの石油施設からの大量の煙
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