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概要:ドイツ連邦統計庁が発表した2019年11月の鉱工業生産指数は、前月比1.1%上昇した。上昇率は市場予想の0.7%を上回り、1年半ぶりの大きさとなった。 製造部門の生産拡大と活況の建設部門に押し上げられた。 10月の同指数は1.7%低下から1.0%低下に上方改定された。 LBBWのアナリスト、Jens-Oliver Niklasch氏は「1つの指標で2つの良いニュースが得られた」と指摘。リセッション(景気後退)に関し
[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した2019年11月の鉱工業生産指数は、前月比1.1%上昇した。上昇率は市場予想の0.7%を上回り、1年半ぶりの大きさとなった。
製造部門の生産拡大と活況の建設部門に押し上げられた。
10月の同指数は1.7%低下から1.0%低下に上方改定された。
LBBWのアナリスト、Jens-Oliver Niklasch氏は「1つの指標で2つの良いニュースが得られた」と指摘。リセッション(景気後退)に関してくすぶる懸念を払いのけるのに資するだろうと述べた。ただ、製造業の見通しは引き続き暗いままだと付け加えた。
独製造業は、さえない外需、通商摩擦や英の欧州連合(EU)離脱決定に関連したビジネスの不透明感を背景に苦境に陥っている。
*情報を追加しました。
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