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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:S&P500は約1カ月ぶり安値、ハイテク売りが加速
8日の米株式相場は3営業日続落。S&P500種株価指数は8月5日以来の安値で終えた。ここ5カ月の記録的な相場上昇をけん引したテクノロジー株を手放す動きが加速した。米国債は上昇。
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相場のボラティリティーが高まり、ナスダック100指数は4.8%下げ、前週半ばにつけた最高値を11%下回った。個別銘柄ではテスラが21%安と上場以来の大幅安。アップルは一時6.9%下げ、時価総額にして1400億ドル(約14兆8400億円)近くが吹き飛んだ。アップルの直近3営業日の下落率は14%と、2008年10月以来の大きさとなった。
S&P500種は前営業日比2.8%安の3331.84。ダウ工業株30種平均は632.42ドル(2.3%)安の27500.89ドル。ナスダック総合指数は4.1%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.68%。
投資家は、米株のバリュエーションがドットコムバブル期以来の高さとなっていたことに警戒感を強めている。
市場分析ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」のトム・エッセイ氏は「相場の泡立ちが多少収まったのは良いことだが、株式の『フェアバリュー』と考えられる水準をなお大きく上回っていることを忘れてはいけない」と指摘。「株式の見通しは長期的には総じて前向きなままだが、何らかの大きな失望が出れば下げる余地はまだ大きい」と分析した。
外国為替市場ではポンドが下げ、ドルに対しては5月以来となる5営業日続落となった。ジョンソン英首相が欧州連合(EU)と昨年結んだ離脱合意を書き換えようとする動きに対し、懸念が高まった。株安で逃避需要が増す中、円とドルは米国債に連れる格好で値上がりした。
ポンドは1.4%安の1ポンド=1.2982ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%上昇。ドルは対円では0.2%安の1ドル=106円03銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1778ドル。
ニューヨーク原油先物相場は大幅に下げ、4営業日続落。アジアで需要回復の勢いが失速しているほか、米国の夏季ドライブシーズンの終了、主要産油国による供給増が背景にある。株安も市場のセンチメントに響いた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物10月限は3.01ドル(7.6%)安の1バレル=36.76ドルと、約3カ月ぶりの安値で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント11月限は2.23ドル安の39.78ドルと、同じく約3カ月ぶりの安値水準。6月以来の40ドル割れとなった。
金スポット価格は荒い値動き。米株式相場の下げが続き、逃避先としての金の需要を支えた一方でドルは上昇。これらの市場を見極める展開となった。スポット価格はニューヨーク時間午後2時49分現在、0.1%未満の下げで1オンス=1932.32ドル。一時は1.4%下落し、その後に0.4%高となる場面があった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.5%高の1943.20ドル。
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原題:U.S. Stocks Sink to 4-Week Low, Tech Rout Spreads: Markets Wrap(抜粋)
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Pound Heads for Longest Decline Since May; Yen Up: Inside G-10(抜粋)
Brent Crude Tumbles Below $40 in Wake of Souring Demand Outlook(抜粋)
Gold Pares Loss as Traders Weigh Stock Selloff and Dollar Gains(抜粋)
◎欧州市況:反落、再びテクノロジー株に売り-ドイツ債上昇
8日の欧州株は反落。テクノロジー株が再び売られたほか、需要減退の兆しから原油価格が下落し、エネルギー株も下げた。
ストックス欧州600指数は1.2%下落。業種別19指数は1指数を除きいずれも下げた。テクノロジー株のほか、エネルギーや銀行、旅行などを含むシクリカル銘柄が特に売られた。欧州での新型コロナウイルスの新規感染者数の増加や米中間の緊張、さらに難航している英国と欧州連合(EU)の交渉が弱材料となった。
欧州のテクノロジー株価指数は2.1%下落し、7月以来の安値をつけた。米国のナスダック100指数は一時2.8%安となった。
欧州債市場ではドイツ債の利回り曲線がブルフラット化。テクノロジー銘柄を中心に株価が値下がりしたため、期間が長めの債券を中心に逃避買いが入った。イタリア債はほぼ変わらず。シンジケート団を通じた20年債の発行後に見られた上げは失われた。英国債は上昇。EUとの交渉が失敗に終わるとの懸念が背景にある。
ドイツ10年債利回りは一時4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下してマイナス0.506%と、8月24日以来の低水準をつけた。
イタリア債は幅広い年限で変わらずだった。ドイツ債とのイールドスプレッドは3bp拡大して154bpと、8月3日以来の大きさだった。
英国債の利回り曲線はブルフラット化。30年債利回りは一時10bp下げた。短期金融市場では、イングランド銀行(英中央銀行)が来年5月に利下げすると見込んでいる。織り込まれている利下げ幅は12bp。来年12月には同18bpが織り込まれている。
ドイツ10年債利回りは3bp下げてマイナス0.50%、フランス10年債利回りは3bp下げてマイナス0.20%、イタリア10年債利回りは1bp下げて1.04%。
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