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概要:12月17日、東京の新型コロナウイルスの感染者が800人を超えたことを受けて、小池百合子都知事が緊急記者会見を開催した。そこで求めたのは、感染のリスクを下げる、基本的な試みの徹底だった。
出典:東京都 Tokyo Metropolitan Government
東京都で過去最大となる、822人の新型コロナウイルスの感染者が確認された12月17日。
定例で開かれた東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議の後、小池百合子都知事は緊急の記者会見を開催した。
東京都の医療提供体制が逼迫していることを受けて、医療提供体制についても警戒レベルを最大に引き上げること発表。さらに、年末年始にかけて改めて感染対策を徹底するよう「年末年始コロナ特別警報」が発出された。
会見冒頭で述べられた小池都知事の発言からは、現状の感染状況はもちろん、年末年始の人の動きに対する強い危機感が感じられた。
「まもなく年末年始を迎えるわけでありますが、年末年始というのは言うまでもなく人の動が活発になります。普段と違う動きになります。それはすなわち、別の感染リスクが高まるということを意味するわけであります。
年末年始を感染拡大の機会にしない。ウイルスはカレンダーを持っていないんです。年末であれ年始でれ、クリスマスであれ、どのときでも襲ってくるわけであります。年末年始を感染拡大をストップさせるための特別な時期にしなければならない」(小池都知事)
ただし、「年末年始コロナ特別警報」を発出したとはいえ、すでに実施している飲食店への時短要請を更に強めたり、都民に対する外出自粛といった強い要請を行うことについては言及はなかった。
残念ながら、感染を抑制する特効薬はない。
感染を広げる要因、まずは一つ減らす努力を
小池百合子都知事。
出典:東京都 Tokyo Metropolitan Government
これまでの経験から、飲食店をはじめとした新型コロナウイルスの感染が拡大しやすい場所は分かってきている。最近、都内では家庭内での感染が増えているとされているが、もとをたどれば、飲食店などを利用した家族から家庭内に持ち込まれるケースが多い。
基本的に、複数人で会話しながらの飲食を伴う状況は、互いに感染のリスクを高めることにつながる。飲食店に注目されがちだが、複数人で自宅でパーティーをするようなケースであっても、感染のリスクは高いといえる。
感染のリスクは掛け算だ。
飲食店を利用する回数が多い人や、直接人と会って話をする機会が多い人ほど、その分、感染のリスクが高くなるといえる。また、マスクや感染対策の程度に応じて、それぞれのリスクも当然変動する。
とはいえ、大雑把に考えれば「感染のリスクが高い場に出ていく回数」と「直接会う人の数」という2つの要因を社会全体で減らしていくことができれば、感染の拡大を抑制できるはずだ。
小池都知事が会見で訴えた、「いつもの小さなグループで過ごす」という点や、「久しぶりの人に会うのはできるだけ避ける」といった点。東京iCDC専門家ボードからの年末年始に向けたメッセージも、その意図があってのことだろう。
東京iCDC専門家ボードからの年末年始に向けたメッセージの一部。
出典:東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(令和2年12月17日)
日々一緒に生活する人以外と一緒に飲食する回数を減らすことはできないか。
仕事上でいつもより、オンラインでミーティングをする機会を増やせないか。
そして当然、日々の手洗いやマスク、換気やアルコール消毒といった基本的な感染対策を必要なところでしっかり実施できているか。
日々確認される感染者の数が1000人の大台に近づいてきた今、あらためて、リスクを上げる選択をする機会を、まずは1つ減らしてみるべきだろう。
そして、同時に懸念すべきなのが、営業時短や感染拡大に伴う利用自粛によって打撃を受けている飲食店を始めとした事業者の経営状況だ。
東京都では、1月11日までの営業時短に協力した事業者に対して、100万円の協力金を支給するとしているものの、度重なる営業時短要請などによってどの程度体力が残っているかは、それぞれだ。
感染拡大期に、どうすれば経済へのダメージを少なくできるのか。経済支援のあり方についても、あらためて都や国にできることがないか考える段階に来ている。
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