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概要:豊富経験をお持ちトレーダー、ヨーゾー様がエントリーに関する経験をシェアしていただきました!
株取引・為替取引・仮想通貨取引をしている人には、お馴染みで世界でも多数のトレーダーが活用しているのが、このダブルトップ・ダブルボトムでの取引ではないかと考えています。
ダブルトップ
ダブルトップとは相場の上昇時に見られる現象で、高値圏で最高値から一旦、下落し、再上昇する時の反発したタイミングの値から水平に線を引いたものをネックラインと呼びます。
再上昇時に前回の高値を更新出来ず反落し、ネックラインを割り込むとネックラインから上昇時の高値と同じぐらいの幅での下落が見込めます。
実際の相場では、ネックラインを割り込んだのを確認したらショートを入れることで私の体感では70%以上の確率でネックラインを割り込むと下落をします。
下落する時は早いので、ネックラインの更新を確認したらショートを入れたほうがいいですね。
ダブルボトム
ダブルボトムとは相場の下落時に見られる現象で、安値圏で最安値から一旦下落し、再下落する時の反発したタイミングの値から水平に線を引いたものをネックラインと呼びます。
再下落時、前回の安値を更新することが出来ず上昇、ネックラインを更新したのを確認したらロングというイメージとなります。
ダブルトップとは違い、上昇する時はゆっくりと上昇することが多くネックライン更新後も、利益確定売りに押されて再度ネックラインを割り込んだ後、下がりきらずに上昇するというパターンが多く、ネックライン更新後、急上昇急下落ということも良くあるので慌ててロングを入れるのではなく、戻りを確認し、下げ止まったのを確認してロングを入れる方がいいです。
テクニカル分析をする上で、避けて通れない問題がダマしの問題です。
しかし、ダブルトップ・ダブルボトムにおけるダマしの問題はダブルトップ・ダブルボトムの意味を理解していないことが原因となる場合がよくあります。
私もダブルトップ・ダブルボトムを活用し、ネックラインでのトレードを始めた時にこのダマしによく引っかかっていましたが、ダブルトップは高値圏、ダブルボトムは安値圏で発生します。
ダマしの殆どは安値圏で発生したダブルトップもどき、高値圏で発生したダブルボトムもどきを勘違いしてトレードしていることが多いのではないでしょうか。
上に上げたダマしの例ですが、高値圏でも安値圏でも無い為、実はダブルトップ・ダブルボトムが完成していないのです。
今の相場は高値圏なのか?安値圏なのか?という事を明確にしてからダブルトップ・ダブルボトムを活用して取引をすれば勝率は70%程度は見込めるはずです。
テクニカルを勉強する上で単純化した方が分かりやすい為、単純な線での説明をしていますが、実際の相場では教科書通りにまっすぐ動くことはありません。
高値圏にきたらダブルトップを探す、安値圏にきたらダブルボトムを探すという癖付けをしていると売買チャンスが大幅に増えます。
上にダブルトップダブルボトムの事例を上げていますが、ダブルボトムの後にはダブルトップが来たり、相場は上下運動を繰り返していることが分かりますね。
ダブルボトムの事例ではダブルボトムが出る前にトリプルトップが表れて下落しているのが見えると思います。
また、高値圏、安値圏を判断する上で私が良く使う手法ですが、どの時間足であっても画面に表示されるチャートの中で最高値・最安値をつけたタイミングを便宜的に高値圏・安値圏として判断をしています。
今回ダブルトップ・ダブルボトムの順張りとして使用する事例を紹介しましたが、このダブルトップ・ダブルボトムにおいてはネックラインを更新しない限り、上昇基調・下落基調は継続する為、ネックラインを支点にした逆張り手法としても活用できます。
15分足・1時間足・4時間足・日足と様々な時間軸でのローソク足がありますが、大きい時間足ほどダブルトップ・ダブルボトムの完成による指向性は高く、大きい時間足でのトレードほどトレードする金額を大きくしていけば収益を安全に大きく伸ばせるのでおススメですよ。
良いトレードをしてくださいね。
このダブルトップ・ダブルボトムの理論を実際に活用した取引事例を見たい方は下記記事をご覧ください。
立命館大学卒業後、証券会社に入社、投資に興味を持つようになり、現在は他業界で仕事をしながら、FXの勉強と投資を続けられています。
学生の頃から数字が得意で、現在の仕事でも売上や利益の予測などを行なっています。
ドル円ペアを中心に毎日トレンドの分析や予測を行われています。
Twitter: @VQ3xkq7rlbS1Jbn
Blog: https://fxyosou.hateblo.jp/
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