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概要:クリーブランド連銀のメスター総裁は5日、3月の雇用統計は「素晴らしい」内容だったが、米経済が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準に戻るにはさらなる大幅な進展が必要だとの見解を示した。
クリーブランド連銀のメスター総裁は5日、3月の雇用統計は「素晴らしい」内容だったが、米経済が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準に戻るにはさらなる大幅な進展が必要だとの見解を示した。
メスター総裁はCNBCとのインタビューで「素晴らしい報告で、こうした数字を確認できるのは良いことだ」とした上で、雇用者数は「パンデミック前をなお約850万人下回っており、こうした雇用統計がさらに出てくる必要がある」と述べた。2日発表の同統計について米金融当局者が公に発言したのは初めて。
3月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比91万6000人増と、エコノミスト予想の66万人増を大きく上回った。メスター総裁は、ワクチン接種の進展や累積した消費者需要、財政・金融政策の下支えが経済活動拡大に寄与したが、一段と明るい見通しは米金融当局がすぐに引き締めを開始すべきだとは意味しないと述べた。
「金融政策に対するアプローチではかなり意図的な忍耐強さが求められ、金融政策に関する目標達成によく力を注ぐ必要があると思う」と語り、「今年下期はかなりの力強さが予想されるが、政策目標にはなお程遠いと考えている」と指摘した。
さらに、下期の景気は力強くなる公算が大きく、新型コロナの悪影響を受けた分野の経済活動が復調する中で一時的に物価が上昇する可能性もあるが、手に負えない状態には恐らくならないだろうと語った。
最近の米国債利回り上昇については、「現時点で懸念していない。米金融当局が対応を迫られるものだとは考えていない」と述べ、秩序立ったものだとの見解を示した。
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