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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:S&P500最高値更新、米指標好調で-ドル全面安
5日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は最高値を再び更新した。堅調な米経済指標を受け、景気回復が勢いを増しているとの見方が強まった。ドルは全面安、原油は急反落。
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S&P500種は3営業日続伸し、業種別指数も大半が上昇した。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は2%上昇。グーグルが著作権訴訟でオラクルに勝訴したことを受け、グーグル親会社のアルファベットが買われた。1-3月の世界販売台数が市場予想を上回ったテスラも大幅高。一方、ゲームストップは普通株発行計画が嫌気され、株価が下落した。
S&P500種は1.4%高の4077.91。ダウ工業株30種平均は373.98ドル(1.1%)高の33527.19ドル。ナスダック総合指数は1.7%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.70%。
米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合景況指数は、業況と新規受注の好調を背景に統計史上最高となった。前週末には力強い米雇用統計が発表されたばかり。
ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は、「相場材料の中からネガティブ要因を多く見つけるのは難しい」と指摘。「3月の米雇用統計は予想を大きく上回り、米国債相場はほぼ動いていない。現在は良いニュースが実際に良いニュースになる状況にある」と話した。
外国為替市場ではドルが主要10通貨の全てに対し下落。ISM非製造業総合景況指数の好調で米国株が一段高となった。リスク選好の流れを受け、ユーロはドルに対し約2週間ぶりの大幅高。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円では0.5%安の1ドル=110円18銭。一時、0.7%安の109円96銭となる場面があった。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.1813ドル。
ニューヨーク原油先物相場は大幅反落。英国が不要不急の国外渡航を禁止する措置を延長する可能性が浮上し、欧州経済の再開がさらに遅れるとの見方が広がった。またイランからの供給が増えるとの見方から、世界石油在庫の速やかな減少に対する期待が後退した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は2.80ドル(4.6%)安の1バレル=58.65ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は2.71ドル安の62.15ドル。
金相場はほぼ変わらず。ドルの下落と予想を上回る米雇用統計の両方が意識された。BMOキャピタル・マーケッツの金属デリバティブ(金融派生商品)取引責任者、タイ・ウォン氏は「大幅な雇用増となったことで今年は高成長になるとの期待が膨らみ、株と金利が上昇した。それが金を逆方向に引っ張る」と電子メールで指摘した。この日は欧州の大半などがイースターマンデーによる休場で、全般に薄商い。
金スポット価格はニューヨーク時間午後3時35分現在では0.1%安の1オンス=1727.17ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%未満高い1728.20ドルで終えた。
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