暗号通貨ニュース　10月14日昼刊

ビットコインETFの承認は、「実際に失望させるかも」

先日にもWikiFXでも報道したが、米国証券取引委員会（SEC）が今週中にビットコインETF先物商品を承認するのではないかという憶測がある。再びビットコインが上昇するきっかけとして利用されている。日本時間10月14日に、ビットコイン価格が58,000ドルを突破した。

Morgan Creek Digital Assets社のAnthony氏などの暗号通貨事業担当者は、ETFがSECに承認されるにより、相場が「クレイジーになってくる」可能性があるとツイートした。

一方、Kraken取引所のOTC取引責任者であるChou氏は、暗号通貨市場が以前に比べてアクセスしやすくなっていることを考慮すると、ビットコインETFの発表が大きな需要を引き起こすかどうかは不明だと述べている。

Chou氏はインタビューの中で、「ETFは確かにポジティブなものですが、すでに機関投資家の需要を見込んでいるので、数年前のようなインパクトはないでしょう」と語っている。

露プーチン大統領：暗号通貨は決済単位として使用できる

10月14日に、ロシアのプーチン大統領は、暗号通貨を決済の単位として使用することは可能とコメント。しかし、不安定の特性により、エネルギーの支払いに使用するのは、時期尚早であると述べた。

Visa：デジタルアーティストを支援するNFTプログラムを開始

金融サービス大手のVisaは、アーティストがデジタルアートの世界に参入するためのNFT支援プログラムを開始する。

Visaのプレスリリースでは、元メジャーリーグ選手で現在はNFTアーティストのMicah Johnson（マイカ・ジョンソン）氏と協力して、NFTを利用して作品を販売したいアーティストを支援するプログラムを設立すると発表した。

Visaは、応募プロセスを経て少人数のクリエイターを選び、その後、支援を開始する予定。

スタンダード・チャータードCEO：暗号通貨の活躍は「継続的に」。

スタンダードチャータード銀行のCEOであるBill Winters（ビル・ウィンタース）は、同銀行が開催したイベントで、「あらゆる形態のデジタル資産が、私たちの将来において大きな役割を果たすことになるでしょう」と述べた。

また、個人的には、暗号通貨の活躍は「継続的に」と考えていると付け加えた。