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概要:米国株式市場はS&P総合500種が7営業日続伸し、過去最高値を付けた。テスラやマイクロソフトなどの大型株が買われ、ナスダック総合も上昇した。ただ、失望的な四半期決算を発表したIBMが売られ、ダウ工業株30種平均は圧迫された。
[21日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が7営業日続伸し、過去最高値を付けた。テスラやマイクロソフトなどの大型株が買われ、ナスダック総合も上昇した。ただ、失望的な四半期決算を発表したIBMが売られ、ダウ工業株30種平均は圧迫された。
米国株式市場はナスダック総合とS&P総合500種が過去最高値を付けた。テスラなどの上昇が寄与した。8月撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)
ダウは前日、取引時間中の最高値を更新していたが、この日はほぼ終始マイナス圏で推移した。第3・四半期売上高が市場予想を下回ったIBMは9.6%値下がりした。マネージド・インフラストラクチャー・サービス事業での受注が来月の事業分離を控え、減少した。
S&Pの主要11セクターでは一般消費財と情報技術が上げを主導。一方、需要への懸念から原油価格が下落する中、エネルギーの下げが目立った。
インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者(CIO)、クリス・ザカレリ氏は「主に(テクノロジー大手など)よりディフェンシブなセクターに資金がシフトし、ややリスクオフとなっている」と指摘。
「きょうは原油がやや下げたことから世界経済を巡る懸念が若干出ている可能性がある。またインフレ懸念もある」と述べた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 35603.08 -6.26 -0.02 35520.3 35612. 35442.
前営業日終値 35609.34
ナスダック総合 15215.70 +94.02 +0.62 15104.8 15222. 15094.
前営業日終値 15121.68
S&P総合500種 4549.78 +13.59 +0.30 4532.24 4551.4 4526.8
前営業日終値 4536.19
ダウ輸送株20種 15617.13 +155.45 +1.01
ダウ公共株15種 915.49 -0.67 -0.07
フィラデルフィア半導体 3412.05 +37.83 +1.12
VIX指数 14.99 -0.50 -3.23
S&P一般消費財 1535.20 +20.97 +1.38
S&P素材 533.61 -1.24 -0.23
S&P工業 883.10 +1.94 +0.22
S&P主要消費財 735.12 -1.18 -0.16
S&P金融 666.34 -2.37 -0.35
S&P不動産 296.00 +1.06 +0.36
S&Pエネルギー 435.50 -8.03 -1.81
S&Pヘルスケア 1528.68 +6.69 +0.44
S&P通信サービス 275.92 +0.99 +0.36
S&P情報技術 2791.32 +11.31 +0.41
S&P公益事業 340.05 +0.07 +0.02
NYSE出来高 8.12億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 28645 - 85 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 28625 - 105 大阪比
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