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概要:東京株式市場で日経平均は反発した。日経平均が前日に471円下落した反動で自律反発を狙った買いが優勢となったほか、24日の米国株式市場でナスダックが上昇した流れも支援した。ただ、25日の米国株式市場が休場となるため積極的な売買は手控えられ、買い一巡後は高値圏での小動きに終始した。
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[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。日経平均が前日に471円下落した反動で自律反発を狙った買いが優勢となったほか、24日の米国株式市場でナスダックが上昇した流れも支援した。ただ、25日の米国株式市場が休場となるため積極的な売買は手控えられ、買い一巡後は高値圏での小動きに終始した。
11月25日、東京株式市場で日経平均は反発した。日経平均が前日に471円下落した反動で自律反発を狙った買いが優勢となったほか、24日の米国株式市場でナスダックが上昇した流れも支援した。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
TOPIXは前営業日比0.33%高2025.69ポイント。東証1部の売買代金は2兆1145億9300万円と薄商い。東証33業種では、証券業、鉱業、陸運業、電気・ガス業などの24業種が上昇。半面、空運業、パルプ・紙、食料品などの8業種が値下がりした。
日経平均は寄り付きで反発後も上値を伸ばし、一時267円76銭高の2万9570円42銭で高値をつけた。ただ、買い一巡後は伸び悩み、2万9500円台前半でのもみあいが継続。薄商い相場のなかで、主力株は売り買いまちまちの展開となった。業種別では、資源関連や金融といった景気敏感株が強い一方、小売り、食品などのディフェンシブが弱かった。
アイザワ証券の坂瀬勝義市場情報部長は「国内でのコロナ終息期待で、経済回復の恩恵が大きいとみられる銘柄が強い。米株休場に伴い薄商い相場ではあるが、中小型株は継続的な買いが入っており、中身は悪くない」との見方を示した。
個別では、ファーストリテイリング、ファナック、ソフトバンクグループ、テルモなどしっかり。リクルートホールディングス、スズキ、NTTデータはさえなかった。
東証1部の騰落数は、値上がり1013銘柄(46%)に対し、値下がりが1073銘柄(49%)、変わらずが97銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 29499.28 +196.62 29469.65 29,444.45─29,570.42
TOPIX 2025.69 +6.57 2027.13 2,024.79─2,031.96
東証出来高(万株) 95984.00 東証売買代金(億円) 21145.93
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