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概要:おはようございます。本日は11月22~25日の『セントラル・ピボット・レンジ』を振り返り、相場解説をしていきます。トレード方針はユーロドルについてご紹介します。
まずは昨日(2021年11月25日)のドル円の動きを振り返ってみましょう。
ドル円は朝から小動きがありました。
東京市場では115円台をキープしつつ、狭いレンジで取引されています。
ゴトー日ですが、仲値時間に向け上値を目指す動きは観測されませんでした。ロンドン市場ではポジション調整と思われる売りが出てピボットに接触し、この日に安値115.234円をつけました。
ニューヨーク市場は感謝祭で休場となっており、取引参加者が少なく手控えムードが漂っています。NY市場では目立った値動きはなし。
日本時間今朝2時に、イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁の発言について。不確実性が高いときにガイダンスを与えようとするのは危険であると指摘し「コメントとガイダンスの境界は実際には非常に曖昧である」と述べました。
さて、本日はアメリカがブラックフライデーです。
感謝祭の翌日となり、米国では国民の祝日ではないが、多くの投資者が連休状態と想定されます。米国の金融市場は短縮時間で取引されます。
本日のテクニカル分析の着眼点は「セントラル・ピボット・レンジ」です。
チャートはドル円1時間足を見ていきましょう。
11月22~25日の『セントラル・ピボット・レンジ』を振り返り、相場解説をしていきます。
22日にはピボットレンジが収縮と観察できます。ピボットレンジが収縮するという事はトレンドの変化を表します。23日にはピボットレンジが大きく上昇し、『Higher Value』と呼ばれるパターンが発生。
ピボットレンジでは、前日と当日2つのレンジの位置関係から相場を読み解いていくのですが、これは最も買い圧力の強いパターンです。
23日には『Higher Value』が引き続きが発生し、始値がピボットよりも上に位置していますので、当日の基本戦略はピボットで買いでした。
24日、25日も『Higher Value』が発生していますので、ピボットで買いとなります。本日26日にはピボットレンジが収縮しているのでトレンドの『Higher Value』が起こりやすい日と定義されます。
昨日のRSI(28)を利用した相関関係分析の中で「買うならドル円(クロス円)、売るならキウイドルドル(ドルストレート)」と紹介しました(詳細:https://www.wikifx.com/jp_ja/wikifxjp/dailyreport-20211125/#index_id2)。本日はそのキウイドルを『セントラル・ピボット・レンジ』を使い解説していきます。
23日と25日に『Higher Value』が発生しています。どちらもレンジより下で始値がついており、ピボットレンジで売りの狙えるパターンです。23日はピボットレンジの下限で反応し反落しました。25日にはピボットで反発して下落しています。
24日のチャートを注目します。レンジが収縮しておりトレンドの変化を表しています。その後大きく下落しました。変化には「トレンド転換」と「トレンドの加速」があるのですが、一目均衡表の雲のねじれの「変化日」と似た働きがあるのではないかと考えられます。
本日はユーロドルで売買方針を示していきます。
方針は『売り』でアクションは『ブレイクアウト』です。
·エントリーポイント…1.11842
·利益確定ポイント(T/P) …1.11583
·損切りポイント(S/L) …1.12104
『セントラル・ピボット・レンジ』で『Inside Value』が発生しているので、ブレイクアウトを狙います。
通貨はユーロドルであります。下落トレンド中なので売りのみ狙います。エントリーの逆指値は前日の安値-1pipsにセットしておきます。
1日の平均値変動幅を表すADRはほぼ横ばいで推移しており68付近。値が動いた先に水平線が見当たらない場合、意識される可能性が高まります。
ADR20=69
ADR10=68
ADR5=68
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