简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:来週の外為市場では、ドルが再び115円台を回復するかが焦点となりそうだ。週前半はリスク回避の円買いが警戒される一方、週内に発表される米経済指標や米連邦準備理事会(FRB)高官の発言で米長期金利が上昇に転じれば、再びドル円は上方向に向くとみられる。
来週の外為市場では、ドルが再び115円台を回復するかが焦点となりそうだ。写真はドル紙幣、2020年5月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
[東京 26日 ロイター] - 来週の外為市場では、ドルが再び115円台を回復するかが焦点となりそうだ。週前半はリスク回避の円買いが警戒される一方、週内に発表される米経済指標や米連邦準備理事会(FRB)高官の発言で米長期金利が上昇に転じれば、再びドル円は上方向に向くとみられる。
予想レンジはドルが114.00━116.00円、ユーロが1.1100―1.1300ドル。
南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が検出され、既存ワクチンによる予防効果が低い可能性への懸念から、投資家心理が悪化。リスク回避の円買いが強まり、足元のドル/円は114円半ばに下落している。
上田東短フォレックスの営業推進室長、阪井勇蔵氏は「リスク回避ムードが一服すれば、早い段階でドル/円は115円台を回復するのでないか」とした上で、114.50ー115.50円のレンジを中心に方向感を探る展開になると予想する。
米国では、パウエル議長やクラリダ副議長の講演などFRB高官による講演が予定されているほか、11月のISM製造業景況指数や雇用統計など、主要な経済指標の発表が相次ぐ。
市場では「テーパリングの加速や来年に3回の利上げが今後市場で織り込まれるかどうかが年内の最大の注目点」(みずほ証券のマーケットストラテジスト、鈴木健吾氏)とみられ、米長期金利が上昇に転じれば、ドル/円は再び上方向を目指す展開となりそうだ。
ただ、ドル円は急速に円売りポジションが膨らみはじめた9月半ば時点から値幅が4ー5%を超えてきており、「投機筋による利益確定売りが出やすい」(国内証券)ほか、月末要因で実需によるドル売りも出やすく、ドル円の上昇スピードは緩やかになるとみられる。
ユーロは、新型コロナの感染再拡大への懸念や欧米の金融政策の違いが意識され、売り圧力が強まりやすい。市場では「買い材料に乏しく、一段安になってもおかしくない」(外為アナリスト)との声が聞かれた。
このほか、主なスケジュールとしては、11月中国製造業PMIや11月ユーロ圏消費者物価指数、11月米消費者物価指数などの発表が予定されている。また、12月1日ー2日に開催される石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」で、主要消費国による石油備蓄放出に対する主要産油国の対応に注目が集まっている。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。
米インフレ抑制法に盛り込まれた商用電気自動車(EV)購入に対する新たな税額控除制度が来年1月1日から始まる。大型商用EVなら1台当たり最大4万ドル、小型商用EVでも最大7500ドルの控除が適用され、宅配サービスをはじめとする輸送業界にクリーンビークル(バッテリー式EVとプラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCVの総称)への切り替えを促す狙いだ。
[6日 ロイター] - 主要7カ国(G7)がロシア産石油の価格上限を導入したことを受け、ロシアは国際的な石油販売価格の下限を設定することを検討している。ブルームバーグ・ニュースが6日報じた。
[23日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)がクラブ売却などの検討を始めたことを受け、英富豪のジム・ラトクリフ氏が買収に名乗りを上げると、英紙テレグラフ・スポーツが23日伝えた。
[ロンドン 9日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのアナリストは、ドル/円の見通しを上方修正した。「米利上げサイクルが当初の予想よりも持続する」との見方を反映した。