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概要:米電気自動車(EV)大手テスラが2日に発表した2021年第4・四半期の出荷台数は過去最高の30万8600台で、アナリスト予想の26万3026台を大幅に上回った。過去最高を記録するのは6四半期連続。世界的に半導体が不足する中、中国での生産を増やした。
米EV大手テスラが2日に発表した2021年第4・四半期の出荷台数は過去最高の30万8600台で、予想の26万3026台を大幅に上回った。写真はシンガポールのショールーム。昨年10月撮影(2022年 ロイター/Edgar Su)
[2日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラが2日に発表した2021年第4・四半期の出荷台数は過去最高の30万8600台で、アナリスト予想の26万3026台を大幅に上回った。過去最高を記録するのは6四半期連続。世界的に半導体が不足する中、中国での生産を増やした。
第4・四半期の出荷台数は前年同期比で約70%増。第3・四半期との比較では30%近い増加となった。
競争が激化し、製品の安全性を巡る消費者からの苦情を受けて規制当局からの圧力が強まっているが、テスラは中国で生産を拡大した。テスラは、中国で生産した車両を欧州と一部アジア諸国に出荷している。
テスラの21年通年の出荷台数は前年比87%増の93万6172台だった。
ベンチャーキャピタル企業ループ・ベンチャーズのマネジングパートナー、ジーン・マンスター氏は「極めて高い需要を満たすことに成功した」などと評価。今年の出荷台数は130万台に増えると予想した。
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