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概要:16 日のニューヨーク外為市場でドル・円は115円78銭まで上昇後、115円36銭まで下落し、引けた。 米1月小売売上高が12月のマイナスからプラスに改善し、昨年3月来で最大の伸びとなったためドル買い
16 日のニューヨーク外為市場でドル・円は115円78銭まで上昇後、115円36銭まで下落し、引けた。
米1月小売売上高が12月のマイナスからプラスに改善し、昨年3月来で最大の伸びとなったためドル買いが強まった。
その後、ブリンケン国務長官やNATO事務総長がロシア軍の撤収を確認できず、むしろ増強しているとしたためロシアのウクライナ侵攻懸念が再燃しリスク回避の円買いが優勢となった。
さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月25-26日会合分)で、メンバーが間もなく利上げが適切になると主張したものの緊急利上げの必要性や、3月FOMCでの50ベーシスポイントの利上げの必要性を示唆する文言がなく、想定内に留まり、金利が低下するとドル売りも優勢となった。
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ユーロ・ドルは1.1353ドルまで下落後、1.1395ドルまで上昇して、引けた。
ユーロ・円は131円60銭から131円11銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3541ドルから1.3600ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9256フランから0.9207フランまで下落した。
【経済指標】
・米・1月小売売上高:前月比+3.8%(予想:+2.0%、12月:−2.5%←-1.9%)・米・1月小売売上高(自動車除く):前月比+3.3%(予想:+1.0%、12月:−2.8%←-2.3%)・米・1月輸入物価指数:前月比+2.0%(予想:+1.2%、12月:−0.4%←-0.2%)・米・1月鉱工業生産:前月比+1.4%(予想:+0.5%、12月:-0.1%)・米・1月設備稼働率:77.6%(予想:76.8%、12月:76.6%←76.5%)・米・2月NAHB住宅市場指数:82 (予想:82、1月:83)・米・12月企業在庫:前月比+2.1%(予想:+2.1%、11月:+1.3%)
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