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概要:日経平均は8日続伸。 23日の米国市場でNYダウは反落し、448ドル安となった。 需給ひっ迫観測が強まったことで原油先物相場が大きく上昇し、インフレや景気悪化、金融引き締めへの懸念が広がった。 日経平
日経平均は8日続伸。
23日の米国市場でNYダウは反落し、448ドル安となった。
需給ひっ迫観測が強まったことで原油先物相場が大きく上昇し、インフレや景気悪化、金融引き締めへの懸念が広がった。
日経平均は前日までの7日続伸で2800円超上昇していたこともあり、本日は米株安の流れを引き継いで346円安からスタートすると、朝方には一時27624.62円(前日比415.54円安)まで下落。
しかし、その後はNYダウ先物の時間外取引での上昇などを支えに下げ渋り、引けにかけてプラスへ転じた。
大引けの日経平均は前日比70.23円高の28110.39円となった。
終値としては1月18日以来の高値で、8日続伸は昨年8~9月以来。
東証1部の売買高は12億4210万株、売買代金は3兆1574億円だった。
業種別では、非鉄金属、鉱業、輸送用機器が上昇率上位だった。
一方、海運業、建設業、不動産業が下落率上位だった。
東証1部の値上がり銘柄は全体の50%、対して値下がり銘柄は45%となった。
個別では、トヨタ自 (T:7203)やデンソー (T:6902)が3%前後の上昇。
トヨタ自は自社株買い実施を発表した。
その他売買代金上位ではソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)、ソニーG (T:6758)も堅調。
INPEX (T:1605)は原油高を受けて買いが先行し、しまむら<
8227>は3月既存店売上高の増収継続が好感された。
また、ニッケル価格の急伸で大平洋金 (T:5541)が大きく買われ、ファイズHD (T:9325)などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、郵船 (T:9101)、商船三井 (T:9104)、川崎船 (T:9107)といった海運株が大幅に下落。
共同出資するコンテナ船会社が事業説明会を開催したが、物足りない内容といった見方が出ていた。
レーザーテック (T:6920)や三菱UFJ (T:8306)もさえない。
また、清水建 (T:1803)による株式公開買付け(TOB)の成立を発表した日道路 (T:1884)が海運各社などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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