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概要:[ワシントン 30日 ロイター] - 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが30日発表した3月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者
[ワシントン 30日 ロイター] - 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが30日発表した3月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は45万5000人増と、市場予想(45万人増)を上回った。
2月の雇用者数は48万6000人増と、当初発表の47万5000人増から上方改訂された。
3月の雇用者数の増加のうち中規模企業および大企業が80%を占めた。
業種別では、製造業で5万4000人増、レジャー・接客業で16万1000人増となったほか、専門職・企業サービス、医療・教育でも大幅に増加。貿易・運輸・公益も増加したが、建設は3カ月連続で減速した。
ロシアのウクライナ侵攻が米労働市場に悪影響を及ぼしている兆しはない。
キャピタル・エコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、アンドリュー・ハンター氏は「ADPの雇用報告はここ数カ月、雇用統計の有用な指針とはなっていないが、他の指標からのかなり明るいメッセージには呼応している」と述べた。
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