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概要:[フランクフルト 30日 ロイター] - ドイツのバイオテクノロジー企業ビオンテックは30日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対する防御効果を高まる新しいワクチンと投与パターンを開発するために進
[フランクフルト 30日 ロイター] - ドイツのバイオテクノロジー企業ビオンテックは30日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対する防御効果を高まる新しいワクチンと投与パターンを開発するために進めている臨床試験プログラムについて、これを拡大したと発表した。併せて第1世代の既存ワクチンの接種拡大を背景に、同社が増益となったことも公表した。
提携相手の米製薬大手ファイザーとの臨床試験プログラムを巡っては、当初の拡大計画を今年1月に発表。新型コロナ感染者数が世界で増加傾向にあり、重症化に対する防御効果は残っているものの、既存ワクチンによる感染の防御効果が衰えてきたのに対応する。
ビオンテックは血液を採取して免疫反応を調べる試験の参加者数を、1月に発表した1420人から2150人へ増やした。試験結果のデータは4月に発表する予定。
ビオンテックは声明で「私たちの目標はこれらのワクチンによるオミクロン株への防御効果と、懸念される以前の変異体に対する交差防御を理解することだ」とし、「現段階で、オミクロン株(からの防御)を基本としたワクチンの必要性について規制当局のコンセンサスは得られていない」と説明した。
欧州医薬品庁はオミクロン株からの防御のための注射だけでなく、1回の接種で2種類の変異株を標的にすることが可能な2価のワクチン候補も検討するように製薬会社へ要請していた。
また、ビオンテックは2021年決算の純利益が103億ユーロ(114億8000万ドル)となり、22年の研究開発費に14億―15億ユーロを投じることも公表。今後2年間に15億ドル相当の自社株買いを実施し、総額4億8600万ユーロ、1株当たり2ユーロの特別配当を実施する計画も明らかにした。
22年のワクチン売上高は130億―170億ユーロになると想定し、これまでに22年分として約24億回分のワクチンを受注している。
ワクチン需要にけん引され、21年の全体の売上高は190億ユーロと前年の1億0900万ユーロから急拡大。ワクチンの売り上げは従来予想していた160億―170億ユーロを大きく上回った。
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