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概要:7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円00銭から123円76銭まで弱含んだのち、124円00銭まで再上昇し、123円98銭で引けた。 利食いに押されたのち、週次新規失業保険申請件数が予想外に
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円00銭から123円76銭まで弱含んだのち、124円00銭まで再上昇し、123円98銭で引けた。
利食いに押されたのち、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し、労働市場のひっ迫が米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速を正当化するとの見方にドル買いが再燃。
さらに、22年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有するセントルイス連銀のブラード総裁がFRBの金融政策が立ち遅れており、下半期にFFを3.00%-3.25%まで引き上げることが望ましいと急速な利上げを推進したため、長期金利上昇に伴いドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0938ドルへ上昇後、1.0868ドルまで反落し、1.0879ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)が公表した3月定例理事会の会合議事要旨で、多くの委員が金融正常化に向け一段の措置を直ちに求めたことが明らかになったため、市場ではECBが5月に計画より前倒しで資産購入策を終了し6月にも利上げを開始するとの見方に伴うユーロ買いが優勢となった。
その後、米国の利上げ加速を織り込むドル買いに押された。
ユーロ・円は135円50銭まで上昇後、134円73銭へ反落。
ポンド・ドルは1.3087ドルから1.3052ドルまで反落した。
ドル・スイスは0.9321フランから0.9345フランまで上昇した。
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