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概要:シンガポール都市再開発庁(URA)が民間住宅価格指数(速報値)を1日に発表し、前回値の0.4%から大きく飛躍し3.2%となりました。直近で低下をしていた中での今回の増加となりました。
シンガポール都市再開発庁(URA)が民間住宅価格指数(速報値)を1日に発表し、前回値の0.4%から大きく飛躍し3.2%となりました。直近で低下をしていた中での今回の増加となりました。シンガポールは、新型コロナウイルス対策の行動制限が厳しく敷かれていた中、教育機関や職場での一部ロックダウンが解除され、パンデミック以前の環境へと順応しつつあります。
結果を受け、シンガポールドル円は上昇しましたが、その後再び下落基調へと入りました。現在は97.625付近で推移しており、短期足の15分足での上昇平行チャネル下限から、再び上昇を試みています。上位足では、時間足20MAに上値を抑えられる形で下落。現在の水準は時間足200EMAの真上とも重なるため、200EMAがサポートとなり反発するのか、レジスタンスとなり下落するのか、しばらくは静観が必要です。
長期足では、シンガポールドル円は他のクロス円同様円安基調となっており、6月21日に今年高値を更新し、98.630をタッチしています。節目の100.00を目指して調整下落を挟みつつ上伸するのか、注視したいところです。
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