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概要:ニュージーランド(NZ)統計局が18日に発表した第2四半期の消費者物価指数(CPI)は、前年比で前回値の6.9%から0.4ポイント上昇し、7.3%となりました。
ニュージーランド(NZ)統計局が18日に発表した第2四半期の消費者物価指数(CPI)は、前年比で前回値の6.9%から0.4ポイント上昇し、7.3%となりました。市場予想の7.1%を0.2ポイント上回りました。ただ、前月比では前回値の1.8%から0.1ポイント低下し1.7%となり、ピークアウトへの期待が持てる結果となりました。
NZのCPIは依然30年振りの高水準に位置しており、2021年6月の3%台超え以降、物価上昇に拍車がかかっています。
CPIの結果を受け、NZドルが本日のアジア時間序盤で最強通貨となりました。特に下値が底堅かった米ドル円と対照的な値動きとなっており、米ドル円が下落する中、NZドル円は本日安値の85.144から85.641まですでに50pipsほど上昇しています。
NZドル円は7月6日の直近安値である83.014から反発上昇を継続させており、日足75MAに下値をサポートされて上伸しています。このままNZドルが強含んだ場合、次のターゲットである86.598まで値が伸びるのか、注視したいところです。なお日足・週足ともにRSIで70までの余白があるため、上昇余地を念頭に置いておきましょう。
なお本日は日本が祝日により休場のため、仕掛け売買での突発的な値動きに警戒しましょう。
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