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概要:キャンディル<1446>(東証スタンダード)は、建物のライフサイクルサポート企業として建物の修繕・改修・維持・管理に関連するサービスを提供し、ストック収益による強固な収益基盤の構築を目指している。22
キャンディル<1446>(東証スタンダード)は、建物のライフサイクルサポート企業として建物の修繕・改修・維持・管理に関連するサービスを提供し、ストック収益による強固な収益基盤の構築を目指している。22年9月期はコロナ禍の影響が和らぎ、新築住宅の市場回復などを想定して大幅増益予想としている。第2四半期累計の進捗率が順調であり、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は下値固め完了して徐々に水準を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。
■建物のライフサイクルサポート企業
建物のライフサイクルサポート企業として、建物の修繕・改修・維持・管理に関連するサービス(住宅・商業施設・オフィスなどを対象とする建築サービス関連事業)を提供している。
サービス区分は、建物における内装建材等に発生した傷や不具合を部材交換することなく補修するリペアサービス、住宅引き渡し後のアフター定期点検(クリニックサービス)やリコール対応(リフィットサービス)を行う住環境向け建築サービス、商業施設の内装工事やオフィス移転時の家具・什器の設置などを行う商環境向け建築サービス、補修材料やメンテナンス材料などの商材販売、感染症対策として光触媒コーティングなどを行う抗ウイルス抗菌サービスとしている。
21年9月期のサービス別売上高構成比は、リペアサービスが37.0%、住環境向け建築サービスが26.7%、商環境向け建築サービスが28.3%、商材販売が5.9%、抗ウイルス抗菌サービスが2.1%だった。
成長戦略として、リペア・内装施工などのフロー収益だけでなく、パワービルダーの全棟契約や定期点検などのストック収益、FC運営による手数料収益なども加えた強固な収益基盤の構築を目指している。21年8月には住宅事業者向けクラウドサービス「ツナゲルクラウド」の本格販売を開始した。住宅事業者と住宅オーナーをつないで生涯顧客化の実現を支援する。
■22年9月期大幅増益予想、さらに上振れ余地
22年9月期連結業績予想は、売上高が21年9月期比4.5%増の117億27百万円、営業利益が4.1倍の2億61百万円、経常利益が6.6倍の2億41百万円、親会社株主帰属当期純利益が72百万円の黒字(21年9月期は72百万円の赤字)としている。コロナ禍の影響が和らぎ、新築住宅の市場回復などを想定して大幅増益予想としている。配当予想は21年9月期と同額の6円(第2四半期末3円、期末3円)としている。
第2四半期累計は売上高が前年同期比1.5%減の58億36百万円、営業利益が26.1%増の2億12百万円、経常利益が11.6%増の1億79百万円、親会社株主帰属四半期純利益が1.2%増の62百万円だった。
住環境向け建築サービスにおけるリフィットサービス大型案件が終了したため全体として減収だったが、商環境向け建築サービスの好調推移や業務効率化・販管費抑制効果などで大幅増益だった。サービス別売上高はリペアサービスが1.2%減の21億44百万円、住環境向け建築サービスが13.9%減の13億90百万円、商環境向け建築サービスが14.2%増の19億11百万円、商材販売が11.9%減の3億10百万円、抗ウイルス抗菌サービスが30.5%減の80百万円だった。
通期予想は据え置いている。サービス別の売上高はリペアサービスが8.6%増の45億02百万円、住環境向け建築サービスが0.5%増の30億06百万円(リフィットサービスは大型案件終了で約60%減だが、定期点検が約11%増)、商環境向け建築サービスが2.9%増の32億71百万円、商材販売が6.0%増の7億02百万円、抗ウイルス抗菌サービスが1.7%増の2億44百万円の計画としている。
第2四半期累計の進捗率は売上高が49.8%、営業利益が81.1%、経常利益が74.5%、親会社株主帰属当期純利益が86.0%と順調であり、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は下値固め完了して徐々に水準を切り上げている。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線も上向きに転じてきた。基調転換を確認した形であり、戻りを試す展開を期待したい。7月22日の終値は551円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS7円74銭で算出)は約71倍、時価総額は約59億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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