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概要:[東京 28日 ロイター] - 日産自動車が28日発表した2022年4─6月期連結決算は、営業利益が前年同期比14.2%減の649億円だった。円安などの増益要因があった一方、原材料価格の高騰が響いた。
[東京 28日 ロイター] - 日産自動車が28日発表した2022年4─6月期連結決算は、営業利益が前年同期比14.2%減の649億円だった。円安などの増益要因があった一方、原材料価格の高騰が響いた。23年3月期通期業績は従来予想を据え置いた。
原材料価格の高騰は、4─6月期の営業利益を前年同期から507億円押し下げた。会見したアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は、貴金属の使用量が少ない触媒やコバルトを使わない電池開発などで影響を抑えるほか、長期的には「鉱山からの直接調達の可能性も検討している」とした。
4─6月期の売上高は前年同期比6.4%増の2兆1373億円、純利益は同58.9%減の471億円だった。世界生産台数は0.9%減の81万2000台で、 中国・上海のロックダウン(都市封鎖)や半導体不足の影響で計画を約15%下回った。需要拡大に対応できず、世界販売は同21.8%減の81万9000台となった。通期の世界販売計画400万台は据え置いた。
ロックダウンの影響は緩和されつつあり、上海以外の港を利用することでコンテナ船配送の遅れをほぼ解消しているほか、部品メーカーが稼働を再開し、工場の操業も回復。ディーラーも全店舗営業を再開しているという。
一方、グプタCOOは、半導体不足は7月以降も「続く」と述べ、代替部品の開発や汎用品への切り替えで対応し、生産への影響が極力及ばないようにする考えを示した。
通期の営業利益予想は2500億円のまま据え置いた。IBESがまとめたアナリスト21人の事前予測の平均値3290億円を下回った。グプタCOOは、さまざまなリスクを低減して「達成する自信がある」と語った。
中間配当は未定のままとした。会見に同席したスティーブン・マー最高財務責任者(CFO)は、7月以降の数カ月間で生産や販売の台数が回復するとみており、「回復具合を見極めようとしている」と述べた。
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