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概要:終盤のニューヨーク外為市場では、ドル/円が日銀による介入が実施された先月の水準を上回り、24年ぶりの高値を付けた。一方、ポンドは前日の急落から一転上昇。投資家はイングランド銀行(英中央銀行)の次の一手を熟考している。
[ニューヨーク 12日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル/円が日銀による介入が実施された先月の水準を上回り、24年ぶりの高値を付けた。一方、ポンドは前日の急落から一転上昇。投資家はイングランド銀行(英中央銀行)の次の一手を熟考している。
終盤のニューヨーク外為市場では、ドル/円が日銀による介入が実施された先月の水準を上回り、24年ぶりの高値を付けた。
12日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でハト派的なニュアンスが示されたことを受け、ドルは上げ幅を縮小。議事要旨によると、数人の当局者は、経済見通しに重大な悪影響が及ぶリスクを軽減するために、一段の政策引き締めのペースを「調整」することが重要と主張した。
マネックスUSAのトレーディング・ディレクター、フアン・ペレス氏は「議事要旨には、基本的に当局者が利上げが強すぎたり高すぎたりするリスクを考慮しているという希望が少し含まれているのかもしれない」と指摘。ただ「第一の懸念は引き続きインフレだ」とした。
一方、ポンドは対ドル、対ユーロで上昇。英央銀が、14日までの予定で実施している緊急国債買い入れプログラムについて、市場が必要とする場合には延長する用意があることを既に金融機関に非公式に伝えたと英紙フィナンシャル・タイムズが12日、複数の関係筋の話として報じた。
米労働省が12日発表した9月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比上昇率が0.4%で、市場予想の0.2%を上回ったことを受け、ドル/円は上昇。一時146.98円と1998年8月以来の高値を付けた。終盤は0.7%高の146.85円と5日続伸。
日銀は145.90円を付けた9月22日に98年以来の円買い介入を実施した。
バノックバーン・グローバル・フォレックス(ニューヨーク)のチーフ・マーケット・ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は、ドル/円が先月の介入時の水準を上回ったことについて「日銀は特定の水準を防衛したのではなく、ボラティリティーに対応したことが再確認された」と指摘。ドル/円の3カ月物インプライド・ボラティリティーは11.9%と9月22日の13.26%を下回っている。
ポンド/ドルは1.2%高の1.1083ドル。対ユーロでは1.2%高の0.8740ポンドだった。
ユーロ/ドルは0.1%安の0.9696ドル。
豪ドル/米ドルは一時0.6236米ドルと2年半ぶりの安値を付けたが、終盤は横ばいの0.6274米ドルだった。
ドル/円 NY終値 146.91/146.92
始値 146.51
高値 146.98
安値 146.37
ユーロ/ドル NY終値 0.9704/0.9708
始値 0.9714
高値 0.9719
安値 0.9669
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