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概要:[パリ 4日 ロイター] - フランスの銀行ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)が4日発表した第3・四半期決算は、トレーディング部門が好調で純利益が予想を上回った。投資銀行部門のトップが最高経営責任者(C
[パリ 4日 ロイター] - フランスの銀行ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)が4日発表した第3・四半期決算は、トレーディング部門が好調で純利益が予想を上回った。投資銀行部門のトップが最高経営責任者(CEO)に昇格する人事も発表した。
第3・四半期の純利益は15億ユーロ(14億6000万ドル)。リフィニティブのコンセンサス予想(10億ユーロ)を大幅に上回った。
債券・為替取引が活発でグローバル・マーケッツ部門は12%の増収。投資銀行部門の不振を補った。
自動車リース事業のALD、国内最大手の専業銀行ブルソラマも業績に寄与した。ブルソラマは、INGとの提携で顧客数が前年比40%増加した。
総収入は2.3%増加。国内リテール部門で純金利収入が減少したが、アナリストの予想より小幅な減少にとどまった。
フランスの住宅ローンは90%以上が固定金利型のため、欧州の同業に比べ金利上昇の恩恵を享受するのが遅れる。
ソジェンは、来年退任するフレデリック・ウデアCEOの後任に投資銀行部門のトップを務めるスワボミル・クルパ氏が就任すると発表した。
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