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概要:[シドニー 30日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が30日発表した10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比6.9%と、9月の7.3%から減速した。7.4%以上への加速を見込んでいた市場
[シドニー 30日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が30日発表した10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比6.9%と、9月の7.3%から減速した。7.4%以上への加速を見込んでいた市場にとって大きなサプライズとなった。
インフレがピークに達しつつある可能性が示唆され、一部で懸念されたほどの利上げが不要になる可能性も出てきた。
コアインフレ率の指標として注目される中銀トリム平均値は前月比0.3%上昇となり、昨年11月以来の低い伸びとなった。前年比の伸びも5.4%から5.3%に鈍化し、アナリスト予想の5.7%を下回った。
10月CPIの数値は、インフレ抑制に向け今回の引き締め局面で合計275ベーシスポイント(bp)利上げを行い、政策金利を9年ぶり高水準の2.85%にしたオーストラリア準備銀行(中央銀行)にとり朗報。中銀はCPIが今四半期中に8%近辺でピークを迎えると予想していたが、今後この見通しを修正する可能性がある。
10月CPIは、野菜・果物の価格が前月比6.3%下落した。ただ、最近発生した洪水の影響で年末にかけて再び上昇する可能性がある。
休暇費用も6.4%下落した。統計局は、学校の休みが終了し、海外旅行需要も低調だったため、航空運賃が値下がりしたと説明した。
統計局が最近公表を始めた月次CPIは、四半期のCPIでカバーする品目の約3分の2しか対象としていない。そのため、10─12月のインフレ率は月次統計よりもずっと高くなる可能性がある。
キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、マルセル・ティリアント氏は、10月の数値はCPIの全品目をカバーしていないため深読みはしないとした上で「ただ、インフレがピークに達しつつあることは示している」と述べた。
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