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概要:[オタワ 12日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は12日、深刻な景気後退を招くことなくインフレを抑制するのに十分な利上げを行おうとしているが、リスクがより大きいのはインフレ定着で、そうした事態に陥れば「はるかに高い」金利が必要になると述べた。バンクーバーで企業幹部を前に講演した。
カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は12月12日、深刻な景気後退を招くことなくインフレを抑制するのに十分な利上げを行おうとしているが、リスクがより大きいのはインフレ定着で、そうした事態に陥れば「はるかに高い」金利が必要になると述べた。写真はオタワの同行に入るマックレム総裁。2020年6月撮影(2022年 ロイター/Blair Gable)
[オタワ 12日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は12日、深刻な景気後退を招くことなくインフレを抑制するのに十分な利上げを行おうとしているが、リスクがより大きいのはインフレ定着で、そうした事態に陥れば「はるかに高い」金利が必要になると述べた。バンクーバーで企業幹部を前に講演した。
マックレム氏は、引き締めが「効果をもたらし始めた」としつつも、経済に波及するには時間がかかると語った。
カナダ中銀は9カ月間で400ベーシスポイント(bp)という記録的なペースで利上げを実施し、政策金利は2008年1月以来の高水準となる4.25%に上昇。10月のインフレ率は6.9%で、中銀目標の2%より3倍以上高い水準にある。
マックレム氏は今後の課題について、過度に利上げすれば「不必要に痛みを伴う景気後退」を招くリスクがある一方、利上げが不十分なら物価が高止まりし、インフレ定着の見方を強めることになるとと指摘。インフレが目標を大幅に上回っている状況では、後者のリスクの方が大きいとし、「高インフレが定着すれば、物価安定回復のためはるかに高い金利が必要になり、経済はさらに急激に減速せざるを得なくなる」と述べた。
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