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概要:午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(132.47/50円)から下落し、131.91/93円付近で推移している。実需による売りや時間外取引の米長期金利の小幅な低下を背景に弱含んだ。流動性が低下する中、円高への警戒感が強く、ドルの上値は重かった。
[東京 22日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(132.47/50円)から下落し、131.91/93円付近で推移している。実需による売りや時間外取引の米長期金利の小幅な低下を背景に弱含んだ。流動性が低下する中、円高への警戒感が強く、ドルの上値は重かった。
12月22日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(132.47/50円)から下落し、131.91/93円付近で推移している。写真は米ドル紙幣。2009年12月撮影(2022年 ロイター/Sam Mircovich)
ドルは朝方に一時132.45円付近まで上昇した後、軟調に転じた。仲値にかけては国内輸出企業によるドル売りフローが出たとみられるほか、短期筋による円買いの動きも出たとみられ、じりじりと131円半ば付近まで軟化した。
市場では、今年のドル/円の高値と安値の半値戻しの132.70円付近がレジスタンスとして意識されているとみられる。楽天証券のFXディーリング部、荒地潤氏は、「132円後半から133円は売り圧力がかかりやすい」とし、「年末年始で流動性が薄くなる中、円高方向への警戒感が強く、市場参加者はドルの買い持ちを減らしている」とみる。
ステート・ストリート銀行の東京支店・共同支店長、若林徳広氏は「ドルの戻りも浅くなってきており、上値は重い」と指摘。来年は主要国の中銀による利上げが天井に近づいていることから、市場は利下げ時期を探る一方で、日銀の金融政策修正の思惑が高まりやすく、「円高方向に敏感に反応しやすくなるのではないか」との見方を示す。
通貨オプション市場では、プットオプションとコールオプションの格差を示すリスクリバーサルが拡大。市場筋によると、1カ月物はコロナ禍の急拡大で市場が大荒れとなった2020年4月以来、2年8カ月ぶりのドルプット/円コールオーバーに達した。
円コール幅が拡大しているのは、多くの参加者が一段の円高進行に備える取引をオプション市場で行っているため。「唐突な政策修正だったので、海外勢を中心に一段の政策修正の思惑が高まりやすい。短期的に金利上昇や円高が進む可能性がある」(国内証券)との見方がでている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 131.91/93 1.0638/42 140.35/39
午前9時現在 132.39/41 1.0606/10 140.43/47
NY午後5時 132.47/50 1.0603/07 140.44/48
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