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日経VI：小幅に上昇、株価堅調だが警戒感は継続
概要：日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は23日、前日比＋0.16（上昇率0.92％）の17.53と小幅に上昇した。 なお、高値は17.
日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は23日、前日比＋0.16（上昇率0.92％）の17.53と小幅に上昇した。
なお、高値は17.62、安値は17.27。
今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まり、取引開始後も概ね底堅く推移した。
一方、市場では、岸田首相が、4月8日に任期満了となる日銀の黒田東彦総裁を交代させる意向を示したこともあり、日銀による金融政策の追加修正への警戒感が継続した。
こうした市場心理から、株価は堅調だったがボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退せず、日経VIは概ね先週末の水準を小幅に上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。
日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。
一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。
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