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概要:[25日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで下落した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)などの政策決定会合を来週に控え、ポジションを大きく
[25日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで下落した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)などの政策決定会合を来週に控え、ポジションを大きく傾ける動きは控えられ、下げ幅は限定的だった。
また、アジアの大半の地域が春節(旧正月)で休場のため、大半の主要通貨はレンジ内の動きにとどまった。
コーペイのチーフマーケットストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「来週の中銀会合を前に取引レンジは著しく圧縮されたままだ」と指摘。「世界的な需要環境が維持され、インフレが沈静化し、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)予想がピークを大きく下回っていることから、昨年の大きな方向性を示すトレードはより微妙な状況に変化している」と述べた。
25日は主要な米経済指標の発表がなく商いは低調だった。
ユーロ/ドルは0.23%高の1.0913ドル。
<債券> 米金融・債券市場では、成長減速を巡る懸念が市場全体に広がる中、国債利回りが低下した。来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での決定も注目されている。
米連邦準備理事会(FRB)が昨年実施した一連の利上げを受け、インフレ鈍化の兆しが垣間見られる中、来週のFOMCでは0.25%ポイントの利上げが実施されるという見方が大勢。
米国外のインフレ指標や各国中銀の決定は強弱まちまちのメッセージを発している。
オーストラリア連邦統計局が25日発表した昨年第4・四半期の消費者物価指数(CPI)は前年比7.8%上昇と、伸びは前期の7.3%から加速し、33年ぶりの大きさとなった。統計を受け、豪準備銀行(RBA)が2月7日の会合で0.25%ポイントの追加利上げを実施するとの見方が強まった。
一方、カナダ銀行(BOC、中央銀行)は、政策金利を0.25%ポイント引き上げ、15年ぶりの高水準となる4.5%とした。同時に世界の主要中央銀行として初めて、これまでの利上げの累積効果を見極めるために利上げをいったん停止する可能性を示唆した。
<株式> 米国株式市場はS&P総合500種が小幅に下落して取引を終えた。一連の軟調な企業決算を受け、米連邦準備理事会(FRB)の制限的な政策による景気への影響を巡る懸念が再燃した。
ただ、午後の取引では主要3指数がいずれも下げ幅を縮小してこの日の安値から大きく戻し、ダウ工業株30種は引けにかけて小幅なプラスに転じた。
マイクロソフトのさえない業績見通しを受けて他のIT(情報技術)大手決算への警戒感が高まり、ハイテク株の比率が高いナスダック総合を圧迫した。
ホライズン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソン最高経営責任者(CEO)は「相場が上下する日が見られ、綱引きが続いていることを示している」と指摘。「さえない業績見通しは、FRBの措置が機能しているという観点からは良いニュースだ」とした上で、「決算は重要だが、市場が真に注目しているのはFRBの金利とインフレ動向だ」と述べた。
業種別ではS&P500の主要11部門のうち5部門が下落。公益事業の下落率が最大となった。
<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米重要指標の発表を控えて様子見ムードが広がる中、5営業日続伸した。
この日未明から早朝にかけ、外国為替市場ではドルが主要通貨に対して上伸。これがドル建てで取引される金の割高感を強め、相場は一時1920.60ドルの安値を付けた。約9カ月ぶりの高値圏で推移していたこともあり、利益確定や持ち高調整の売りが膨らんだ形。しかし、その後にドルが軟化すると、金相場は一転してプラス圏に切り返した。
ただ、翌26日に昨年10─12月期の米国内総生産(GDP)速報値などが発表されるのを前に、上昇の勢いは限定的。来週1月31日─2月1日に次回連邦公開市場委員会 (FOMC)の開催が迫っているが、直近の統計結果が金融政策の判断材料になる可能性があるとの見方から、積極的な商いは手控えられたもようだ。
<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、強弱の材料をにらんで売り買いが交錯し、ほぼ横ばいとなった。
米エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した週報によると、20日までの1週間の米原油在庫は前週比50万バレル増となった。5週連続の積み増しとなったものの、市場予想(ロイター調べ)の100万バレル増を下回ったことから、発表後は原油の買いが優勢となった。
また、厳格な新型コロナウイルス防疫規制の解除が進む中国では、春節(旧正月)の連休を迎え、国内外の人の移動が活発化している。世界最大の石油輸入国である同国のエネルギー需要先行きに楽観的な見方が広がっていることも、相場の支援材料となった。
ただ、最近発表された米経済指標が景気減速を示唆するような内容だったことから、リセッション(景気後退)懸念が改めて台頭。終盤にかけて売りが強まり、午前の値を消し た。
ドル/円 NY終値 129.59/129.61
始値 129.68
高値 130.03
安値 129.28
ユーロ/ドル NY終値 1.0915/1.0919
始値 1.0863
高値 1.0923
安値 1.0859
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 107*07.00 3.6027%
前営業日終値 106*28.00 3.6210%
17時05分 105*18.00 3.4507%
10年債(指標銘柄)
前営業日終値 105*13.50 3.4670%
5年債(指標銘柄) 17時05分 101*13.75 3.5557%
前営業日終値 101*10.00 3.5820%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*31.50 4.1332%
前営業日終値 99*30.38 4.1530%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 33743.84 +9.88 +0.03
前営業日終値 33733.96
ナスダック総合 11313.36 -20.92 -0.18
前営業日終値 11334.27
S&P総合500種 4016.22 -0.73 -0.02
前営業日終値 4016.95
COMEX金 2月限 1942.6 +7.2
前営業日終値 1935.4
COMEX銀 3月限 2394.1 +19.2
前営業日終値 2374.9
北海ブレント 3月限 86.12 ‐0.01
前営業日終値 86.13
米WTI先物 3月限 80.15 +0.02
前営業日終値 80.13
CRB商品指数 277.4759 ‐0.4896
前営業日終値 277.9655
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