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概要:[東京 2日 ロイター] - 2日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比44円97銭高の2万7391円85銭と小幅に続伸した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して米市場が株高となった流れを引
[東京 2日 ロイター] - 2日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比44円97銭高の2万7391円85銭と小幅に続伸した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して米市場が株高となった流れを引き継いで、日本株は底堅い展開となった。ただ、米大手ハイテク企業の決算発表や欧州の中銀イベントをにらんで手控えムードが強まったほか、為替の円高進行が重しとなり、買い一巡後は伸び悩んだ。
日経平均は寄り付きから100円高としっかりとスタートした。その後、上げ幅を拡大する動きもみられたが、心理的節目の2万7500円が近付くと上値が重くなり、次第に上げ幅を縮めた。FOMCが市場が想定していたほどタカ派ではなかったとの安心感があった一方、今晩のアマゾン・ドット・コム、アップルの決算発表などをにらんで積極的な買いは続かなかった。
ドル/円相場は昨日の取引時間中から円高が進み、輸出株を中心に重しとなった。個別企業の決算を手掛かりにした物色もみられたが、相場全体への影響は限られた。
FOMCでは0.25%の利上げが決定され、「想定の範囲内の結果だった」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)との受け止めが聞かれた。池田氏は、FOMCが市場に与える影響は以前ほど大きくなくなっていると指摘し、「今後は企業業績にマーケット参加者の関心が移っていくのではないか」と話した。
きょうは米企業決算のほか、欧州中央銀行(ECB)理事会、英中銀金融政策委員会を控え、様子見姿勢が高まりやすく、「上値の重い展開が続きそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との意見もあった。
TOPIXは0.32%安の1965.85ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5467億4900万円だった。東証33業種では、電気機器、海運業、電気・ガス業など6業種が値上がり。一方、保険業、繊維業、空運業など27業種は値下がりした。
個別では、好決算を手掛かりにJVCケンウッド、日立製作所が堅調に推移した。
米長期金利の低下やフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の上昇で、半導体関連株もしっかりとなり、東京エレクトロン、アドバンテストが買われた。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが636銘柄(34%)、値下がりが1103銘柄(60%)、変わらずが96銘柄(5%)だった。
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